映画 Film243 『JSA』

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第243作品目は、『JSA』をお送りします。

 

 

『JSA』（ジェイエスエイ、原題：공동경비구역 ＜共同警備區域＞ JSA、英題：Joint Security Area）は、2000年9月公開の韓国映画。 （日本公開は、2001年5月）

2011年11月に「隊長のブログ」を開設してから、これまでに各国の計243本の映画を紹介してきました。しかし、韓国映画を取り上げるのは、 『タクシー運転手 約束は海を越えて』  に次ぐ、まだ二作品目です。

もう少し、韓国映画を観ているのですが、紹介するのが、何故か遅れています。

制作会社は、韓国の「ミョン・フィルム」。上映時間：108分。

監督は、パク・チャヌク（박 찬욱＜朴 贊郁＞）。

出演者：イ・ヨンエ、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ、キム・テウ、シン・ハギュン、ほか。

イ・ビョンホンさんの出演映画は、『REDリターンズ』  を、　

ソン・ガンホさんは、　『タクシー運転手 約束は海を越えて』 　を、取り上げています。

 

 

あらすじ：物語の始まりは、1999年10月28日午前2時16分。韓国と北朝鮮を挟む、板門店のJSA（共同警備区域）の北朝鮮詰所で、警備を担当していた朝鮮人民軍のチェ・マンス上尉とチョン・ウジン兵士（シン・ハギュン）の二名が、韓国軍兵士により射殺される事件が発生します。

同月31日、中立国監視委員会は、両国の同意を得た後、事件の真相解明に向けてスイス軍法務科将校の韓国系スイス人女性、ソフィー・チャン少佐（イ・ヨンエ）に捜査依頼をします。ソフィーは事件の容疑者である韓国軍兵士、イ・スヒョク（イ・ビョンホン）に面会しますが、スヒョクはショックの為か、心ここにあらずといった様子で何も話そうとしません。

ソフィーは、一方で、現場に居合わせていた朝鮮人民軍兵士、オ・ギョンピル（ソン・ガンホ）と面会。ギョンピルは、銃撃戦で肩を撃たれ入院していました。。。

 

 

感想：現実（リアル）と、虚構（ドラマ）が、入り混じった感覚に陥る映画です。2019年6月の、前米国大統領・トランプ氏と、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長の、板門店軍事境界線上での握手を見た後には、特にその思いを強くしました。

本作品のリアルさの前には、「南北の兵士が交流するなんてありえない」などの意見は、無粋ではないでしょうか。

イ・ヨンエ、イ・ビョンホン、ソン・ガンホの知名度の高い俳優だけでなく、他のキャストの演技力も光っています。

ロシアのウクライナ侵攻というきな臭いニュースが流れ続けている今日ですが、ウクライナだけでなく、朝鮮半島での緊張も、いつかは緩和する日がくることを願っています。

 

 

 

 

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Film1～230  省略

Film231 2021/6/12 『ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b7dd45c3e2988a5e10f89396b56cab86

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