10月21日 三井記念美術館へ行ってきました。(~11月13日まで)
特別展・「松島・瑞巌寺と伊達政宗」を見てきました。
瑞巌寺国宝本堂平成大修理完成記念。伊達政宗生誕450年記念の特別展。
今回の一番の見どころは、「五大明王像」でしょう。
会場の最奥の展示室に5体並んで展示されていました。
平安時代前期の一本作りの尊像で、33年に1度しか公開されない秘仏が
東日本大震災復興を願って、特別に東京においで下さいました。
次の御開帳は2039年ですが、松島の五大堂の中ですし、それより私は
生きていないでしょうから、今回お会いできるのは本当にありがたいことです。
五大明王像 寺外での展示は歴史上初めての公開。
不動明王像 一本作り(後背も)
国宝に指定されている「瑞巌寺欄間彫刻」
伊達政宗
伊達政宗の甲冑姿 独眼龍(天然痘で失明)と称されていたが眼帯は使ってなかったようだ。
伊達政宗直筆 「梅小禽図」 スズメではなく、ミヤマホオジロです
写真はBSテレビ「ぶらぶら美術館」より
今回、特別興味深かったのは、伊達政宗の文化的な側面でした。
書、画、和歌、お茶、おしゃれ、その上料理まで抜きんでた素養をお持ちでした。
戦国武将のなかで俄然私の評価が上がりましたョ。