花歩る木

山と旅がすきです

太宰 治 (6)

2010-02-20 21:05:58 | 文学 読書

2月20日 太宰治の朗読ライブに行ってきました。

友達3人で、三鷹駅南口から7~8分のところにある、
「三鷹モダンタイムス」 
(駅を背にして右側、角の花やさんの2F)で
  太宰の作品の朗読ライブを聞きに行きました。 
「斜陽」と「おさん」を交互に抜粋朗読しながら、晩年に
3人の女性の間で揺れた太宰の心模様をさぐろうという企画。

朗読は元アナウンサーの原きよさん。
今日はシンガソングライターの持田浩嗣さんも参加、

太宰が昭和14年に美智子さんと結婚し
三鷹の下連雀に住み始めたころの作品、
「愛と美について」を
お二人で朗読されました。
森繁久弥と加藤道子の「日曜名作座」を
彷彿とさせられ
2人の競演は新鮮な魅力を作りあげました。

 
原きよさんと持田浩嗣さんの競演          歓談中の原さん
(デジカメを忘れて、初めて携帯を使ってみました。
着物姿の原さん、きれいに撮れなくてゴメンナサイ

  

 
昨年12月26日 原因不明の火災で全焼した「雄山荘」
「寂しいけれど、一つの区切り・・・」と
太田治子さんは語っていたとか。(NHKテレビから)

「戦争が終わって、世の中が変わり《おかあさまと和子》が
東京の西片町のお家を捨て、伊豆のちょっと支那ふうの
山荘に引っ越してきた。」・・・のが神奈川県の小田原市

実際あったこの家だったのです。
大田静子さん(大田治子の母)の日記をもとにして
「斜陽」は昭和22年に書かれ、
翌年「人間失格」を書いて太宰は亡くなっています。


今日20日映画「人間失格」が公開されました。
どんな映画になっているのか?
3月4日に見に行く約束をしました。


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