花歩る木

山と旅がすきです

大津絵・藤娘

2013-01-13 15:56:04 | 映画 演劇


1月11日 有名な日本舞踊宗家の会を拝見できました。

      近くのコミニティセンターをまとめているK会長さん(女性)が
      実は日舞の名取、大きな流派の中でもかなり重要な位の方でした。
      その方のお誘いで、新年早々 国立劇場・小劇場での催しに
      仲間9人で出かけたのです。

          
      
      演目の後ろから3番目 “藤娘ー大津絵ー” を1人で踊られました。
      幕が開いたら、今までとは打って変わって明るい、あでやかな舞台装置。
      11人の鳴り物連中が両脇に並んでいて、思わず「おお~っ」と息をのみました。
      白塗りで鬘をつけたKさんがまるで別人、美しい「藤娘」になり切っていました。

      藤娘の姿は日本人形や羽子板の押絵にも用いられていますが、
      大津絵に題をとった歌舞伎舞踊(日本舞踊)の演目、及びその伴奏の長唄
      を指しているのだそうです。

      大津絵は 2年ほど前、中山道を歩いた折り、滋賀県の大津を通った時に、
      初めて知りました。江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画だそうで、
      鬼の絵柄が面白くて小物を買いましたが、こんなところで思いださせて
      もらいました。

      すばらしい舞台でした。私達には写真は写せませんが、どなたか
      Kさんの晴れ姿を撮ってくださったんでしょうか? 

      
      

      


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