花歩る木

山と旅がすきです

京都さくら旅(2)

2018-04-18 14:18:52 | 

2018年4月11日

      伏見稲荷大社 ⇒三十三間堂 ⇒京都国立博物館 ⇒きぬかけの道
 
      伏見稲荷大社

      年間数十万人の観光客が訪れる、人気スポットです。特に外国人に人気の観光スポット」
     だそうですので、行っておかねば…と、思った場所です。
     お天気も持ちそうなので、頂上まで、2時間半以上はかかる・・・と言われましたが、ゆっくりでも
     2時間半で往復できました。

      
      御本殿
      
      
      1万基以上の鳥居があるそうです。
      
      
      
      稲荷山山頂、正座して、熱心にお祈りを捧げる外国人がいました。
      頂上は思いのほか狭く、座ってお食事するようなところはありませんでした。
      
      外国人に人気の理由は、何よりも“赤い千本鳥居”が続く景色が日本的と言うこと。拝観料が
      フリーだということ。稲荷山を登って頂上までウオーキングを楽しめる事。…などだそうです。

      願い事が成就した時のお礼に鳥居を奉納した事への習慣が江戸時代に広がったそうです。
      今でも、一番小さい5号が17万5千円。一番高い10号が130万2千円で奉納できると
      所々に看板が立っていました。


      三十三間堂
      
      
       1001体の観音立像が圧巻でした。檜材の「寄木つくり」だとか。
      
      
      前庭の八重桜、シャガがこの旅一番の見ごろでした。

      京都国立博物館   

      三十三間堂の七条通りの向かいにあります。今、「特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家」
     が展示されていました。特に見たかったのは、《三岳紀行図屏風》で、池大雅の仲良し3人組
     が真夏の山登り、白山、立山、富士山・・・を全部歩いて約3ヶ月かかった旅のスケッチですが、
     実際は、絵が小さすぎてとても見にくかったのが、残念でした。

      衣かけの道
     
     金閣寺~竜安寺~仁和寺を結ぶ散歩道ですが、雨が降ってきたので、半分で退散

                                                       京都市内 泊


      


京都さくら旅(1)

2018-04-18 08:15:14 | 


2018年4月10日遅咲きの桜を追っかけて京都へ行ってきました。

     1月16日~3月11日、東京国立博物館で、「仁和寺と御室派のみほとけ」が
     行われていました。連日大変な人気 で、私も前期と後期の2回、行ってきました。 

     仁和寺には、仏様の他に、遅咲きの御室桜があり、以前からそれをどうしても見たくて、
     昨年12月に御室会館へ宿泊の予約をして、この日に備えていたんですが・・・・。

        
     仁王門     壮大で、優しい和様の門   
       
      
      
      
      仁和寺の桜林   低木で低い位置に咲く御室桜   厳かな五重塔とのコントラストを撮りたかった。
       満開・見頃は、1週間以前で、遅咲きでも、ほとんど花はオワリ。昨日から入場料(500円)免除
      
      金堂(国宝)の左側

      植藤造園(佐野籐右衛門さんの造園)

     佐野籐右衛門さん(90歳)は、仁和寺の造園をになってきた「桜守」として有名です。
     日本全国のサクラの保存活動を継承して、今は16代目。
      
     仁和寺から20分バスで行ってみました。

      
       正門の(イースター島のモアイ像のような)石の彫刻が出迎えてくれた
      
       青葉の茂った庭
      
      御衣黄さくら
      
      桜は、枝垂れが多かったですが、ほとんど葉桜になっていました。ただ、お知り合いと園内でお茶をした後、
      家に向かわれる籐右衛門さんの後ろ姿を拝見できたのは、フアンとしては、ちょっと得した感じでした。

      嵐山 大悲閣・千光寺

    
 渡月橋の西側にそびえる標高381mの山が実際は嵐山と呼ばれます。(国の史跡名勝)
     嵐山の中腹、桂川沿いの切り立った岸壁にたつ秘境「大悲閣千光寺」を目指しました。


      
      桂川右岸からみた                ⇈ 小倉山       ⇈ 愛宕山
      大賑わいの渡月橋を後に、右岸を上流に向かう散歩道を、30分。
      
      登り口から山道階段を40分。

          
           角倉了以(すみのくらりょうい)の像 
           本尊は、千手観音ですが、この寺は、江戸時代の豪商、角倉了以が建立。
           保津川の開削工事で犠牲になった方々の菩提を弔うために建てたといわれています。
     
      
      崖の上につき出るように立つ観音堂。 京都市内の雄大な景色が楽しめます。    この写真はHPより

                                                       京都市内   泊まり