3月3日「オルセーのナビ派展」を見に行きました。
19世紀末のパリで、印象派と現代美術の橋渡しになった前衛的な芸術活動
の一派「ナビ派」の日本初の展覧会です。
東京駅を下りて、地下から 「キッテ」 を通って丸ノ内へ出ました。
道案内 「キッテハ コッチ エキッテ アッチ」
のこの表示、とても洒落てると思いませんか?
「キッテ」の中は、郵便局の通常業務は勿論、キッテ印の雑貨コーナーがあって楽しい
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オルセーのナビ派展 美の預言者たち ささやきとざわめき
ポスターは、ピエール・ボナール「格子柄のブラウス」 ゴーギャンの「《黄色いキリスト》のある自画像」1890年
ナビ派の出発点だったゴーギャンのこの絵が展覧会の最初の部屋に待っています。
19世紀末のわずか10年ちょっとの間に、ゴーギャンの影響を受けた画家たちが
(ボナール、ヴイヤール、ドニ、セリュジュ、ヴァロットンら)が自らを「ナビ(預言者)」
と呼んで、新たな芸術表現を模索くしたのです。
フェリックス・ヴァロットン 「ボール」1899年
フランス北部、ブルターニュ地方のポン・タヴァンを聖地として、密かに作り上げたのが
ナビ派運動だったそうです。
個々の画家名は聞いたことがありますが、1つのグループで、1時期を前衛的な活動を
していたのは、知りませんでした。