花歩る木

山と旅がすきです

花森安治の仕事展・世田谷美術館

2017-02-15 20:55:08 | 美術館

 2月10日 「花森安治の仕事」展 を世田谷美術館へ見に行きました。
               デザインする手、編集長の眼     2月11日~4月9日(日)


     この日、オープン前日の「開会式・特別内覧会」に招待されました。
     館長の挨拶に「例によって、此の館の特別セレモニーがある日は 雨、風、
     嵐が多いのですが、今日は雪まで降って大変な日になりました。・・・・」

     それでも立ち見の人も沢山いて、大盛況。翌日からの展覧会も賑わうでしょう。
     
     一人娘の藍生(あおい)さんが、亡き父の在りし日の思い出、生き方、仕事への

     姿勢などを話され、この展覧会の出来上がるまでのプロセスや苦労を
     話されました。ゆっくりとした口調、低めの声、簡潔でとどこうりのないリズム、
     真実味があってよかった!  

     花森さんは、夫の叔父にあたる人で、ご夫妻が亡くなられた今も親戚のつながりが 
     続いています。
      
     この展覧会は、昨年の朝ドラの流れではなくて、10年も前から計画されていたものが
     やっと結実したのが、この時期だったのだのだそうです。 
      
      
       朝ドラで主人公とともに雑誌を立ち上げた花森安治
      

      日曜美術館  2016-7-17 に放映されたものからお借りしました。
    
      
      創刊号(1948年)  

      
      
      100万部をほこる国民的人気雑誌となって、名物・編集長といわれるようになった

      
      絵を描き、編集をした 机

      
       晩年、病で入院していたころの自画像

      
      「日曜美術館」の生け花はいつも感心します!

     この日は、開会式・特別内覧会でしたが、6時の閉館の時間までに、レストランで
    軽い食事、
飲み物を頂いたりしたので、展示物の半分は集中して見られない
    時間切れ状態でした。


    お土産に頂いた図録は、ほんとうに素晴らしい。「暮らしの手帳」のエッセンスを
    集めたさすがの傑作で、じっくり読むたのしみが増えました。
    
    もう一度、出来たらなるべく空いた時間を目がけて来館しなくては、、と思っています。


      偶然の発見(?)

      世田美のレストランの名前は、「ル・ジャルダン」(庭の意味)
      2~3日前に友達とカワズザクラを見に行った椿山荘のレストランも「ル・ジャルダン」
      庭が美しいレストランはフランス語の名前がお好きらしい。
      
      
      椿山荘のカワズサクラは見ごろです。