花歩る木

山と旅がすきです

スペイン、ポルトガルの旅 3

2015-04-14 16:01:38 | 

4月3日はるばるポルトガルにやってきました。

      セビリア⇒エヴォラ(約3:30)⇒ロカ岬(3:30)

        
      ロカ岬に建つ十字架の搭

      いよいよロカ岬です。今回の旅の主目的です。
      ユーラシア大陸最西端の岬で、西には大西洋が広がっています。
      ここには、ポルトガルの詩人カモンイスの叙事詩の一節
      「ここに地が果て、海が始まる」 を 刻んだ石碑が立っています。

      ユーラシア大陸最西端到着証明書を頂きました。名前と日付が入っています。
      裏面には主要国の言葉でかかれた上記の詩と、新世界を求め、未知の海へと
      漕ぎ出した航海者たちの信仰心と冒険魂が、今も、脈打つところです。 …と、
      書かれています。

      風の強い所だそうですが、この日は、おだやかで花が沢山咲いていました。
         
       

      ⇒リスボンへ(約1時間)
      夜は、ファドディナーショーを楽しみました。ポルトガルの民族音楽ファドは、
      世界文化遺産に登録されています。
      
      ファドは、ポルトガル語で「運命」を意味します。消灯した暗い舞台で女性歌手2人、
      男性歌手1人が一人づつ低く、訴えるように歌う、日本の演歌にも通ずる感じです。
      夫はCDを買いましたが、私は暗くて、悲しくて、あまり好みじゃないな~。

                                                リスボン 泊
     4月4日 リスボン市内観光

       
      コルク製品(特産)が並ぶお土産やさん   リベルダーデ大通りの朝   

      
       黄色い路面電車は坂の多い町を走る

          
      ベレンの搭   
      マヌエル様式(ポルトガル黄金期の芸術様式)を代表する建築の一つで
      世界遺産。  かつて要塞としても使われたらしい。

      発見のモニュメント

       
      
      テージョ川に面するこのモニュメントには、エンリケ航海王子を先頭に繁栄を
      担った航海士、文化人、有力者などのすがたが刻まれています。

       
      ジェロニムス修道院               中庭

      天ぷら、合羽、硝子など漢字になった言葉を初め、タバコ、シャボン、カステラ、
      ズボンなど、ポルトガル語を語源とする日本語は200も300もあるそうです。
      
      大航海時代の後、欧州列強と一線を画したポルトガルは昔ながらの生活や風景を
      残したまま今に至っているからでしょうか、「どこか なつかしい町」 と 旅人に
      形容される風景が溢れていました。
 
                              ポルトガルよ  オブリガーダ            おわり