8月12日富士山三合目から奥庭へ登山してきました。
ただでさえ夏の富士山は大混雑します。今年は殊の外・・・なのですが、
人がほとんど行かない静かな富士があるのです。
Bグループの8月山行は、スバルライン三合目から、精進ルート三合目を経て
奥庭(五合目)の道を歩き、お中道をへて、五合目のバスターミナルまで
約5時間40分、森林限界の樹木や植物、溶岩の瓦礫と涼やかな風、
贅沢な富士山を味わってきました。
五合目・奥庭からの富士山
オンタデ 別名メイゲツソウというそうです。 サルオガセ
雲が全部晴れて、青緑の富士山頂が表れました。
寄生火山 くぼ地の一つ
火山の中腹や裾野に、新たに噴火してできた小さな火山を寄生火山といいます。
富士山には大小100個以上の寄生火山があります。
「ロート」状のくぼみは、寄生火山の火口の部分が地表に表れているものです。
奥庭の天狗様
昔、富士山に住む天狗様が山頂より持って下ってここに据え、
奥庭で遊んで天へ昇るときの台石とした石で、
天狗様の霊魂がこもっていると 伝えられて大切に拝み、
無事を願っている石、、、、、です。
夏休みの今は、どこの山も人が溢れているでしょうに、
この富士山でほとんど人に会わず 静かに、涼しくハイキングができました。
スバルライン五合目に出て、富士山の雑踏を思い知らされましたが
バスがすぐ迎えに来てくれて、「紅富士の湯」へ向かいましたので、
不思議なくらい、すいすいの1日でした。