8月1.2.3日 北信濃へ旅しました。
斑尾に2泊して長野から北~新潟の境までを見学してきました。
8月1日4年生の孫(戦国武将に夢中)の付き合いで、川中島へ。
川中島は千曲川と犀川にはさまれた広大な河川敷。武田信玄と上杉謙信が大激戦を繰り広げたところ。首塚には300~500人がまつってあるとか。今は公園になっていますが、つわものどもの恨みと悲しみが渦巻いているかのように思えました。
小布施の北斎館です。
北斎は83歳で小布施を訪れ、この地で晩年をすごし、
画狂老人といわれながら肉筆画に全力をそそいだそうです。
町のマンホールのふたの絵は北斎館天井絵の「怒涛」です。
さすが「北斎の町」「芸術の街」ですね。
8月2日 雨で外遊びができないので、戸隠方面へドライブ。
柏原の一茶記念館です。
ここからは黒姫山がよく見えました。
信濃三山の一つ。黒姫山がたおやかに見える。登ると、きつい山です。
戸隠神社の奥社への杉並木。
奥社入口から「10分ぐらいでいけるでしょう」と簡単にいったけど、
実際は1時間もかかって、「おばあちゃんの10分は1時間のこと?」
とマルコメ坊主に言われました。400年の杉並木です。
ホテルの庭のボンバナ。ハチがとまっています。
8月3日 ようやく陽がさしてきて午前中は外遊びができました。
帰り道、上田の「無言館」によりました。戦没画学生の絵を窪島誠一郎さんが集めて公開しているものです。最近「第二無言館」が出来、付属図書館もあります。ちなみに窪島さんは作家水上勉の実子で、窪島家で養子として育てられましたが実の父親を探すという有名な話があります。
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ルバーブをご存知ですか?
見たところ、まるでずいきでしょう?これで、ジャムを作ります。
昨年八ヶ岳の帰りに見つけてから、わたしのオハコ料理にしています。
洗って、ざく切りにして、砂糖を分量の半量ぐらい入れて、弱火で柔らかくなるまで煮るだけ。野尻湖に来ていた牧師さんが植えて育てたものだそうです。イギリス人はよく食べるそうですし、「赤毛のアン」でもルバーブのパイを作っていました。パイ生地に砂糖をまぶした、ぶつ切りのルバーブをはさんで、焼くだけのようでした。(1把1キロ450円)
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一茶が三度も結婚していたり、弟と長い遺産相続争いをしていたり、ずいぶん人間臭い人だったんだと思いましたよ。小林家のお墓の掃除をしていた末裔の人が「一茶以降一族にエライ人はいませんよ」だそうです。
今ぴったりの一句 「きりきりしゃんとして咲く桔梗かな 一茶」