はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

確定申告

2019-03-10 16:20:46 | 躄日記
幾つかある宿題のうち一番期日が迫っているのは確定申告だった。
しかも今年の確定申告は例年よりズート還付金が多い筈なので、是が非でもやらなければならない。
と、云っても既に退職して10余年経っているので、作業は面倒と思うものの実際にやり始めればどうと云うこともなく完了する。
それでも退職した年は全ての計算が手計算だったため、あまり還付金が少なければやるほどの事ないと思ったりしていた。
それが電子申告のe-Taxが出来てからは、例え還付金が1万円以下でもやらなけば損だと思うようになった。
尤も私はお金のかかるICカードリーダなどは無いので、専ら申告書を印刷して税務署に提出方法をとっている。

その還付金が最近は妻の医療器が年間10万円を超えるようになり医療費控除の対象となって若干多くなってきている。
例えば昨年は医療費控除が8万円で還付金が3万円あった。
それが今年は私の医療費控除だけで50万を越え、夫婦二人だと70万余となってしまった。
それならがきっと今年の還付金は何十万円にもなるのではないかと大いに期待てしまった。
ただ医療費の計算は面倒で、病院や薬局から受け取った領収書を1枚1枚医療機関名を入れて全て記載しなければならない。
それでもe-TaxにはExcelで組んだ計算シートがあり、そこに投入すれば申告書に転送できるようになっていているのでかなり楽だ。
それが今年は更に簡単になり、毎月市役所から送られてくる医療費明細の合計を投入すれば良い事になった。
お陰で夫婦合わせて24枚の医療費の合計するだけで良いようになった。

こうなると申告書は簡単に作成できて直に還付金の金額も表示された。

しかし待てよ! 還付される予定額欄に表示されている金額が2万円にも満たない。そんな馬鹿な~!
去年の医療費控除が8万円で還付金が3万円あったのだから
今年は医療費控除が53万円と7倍近くもあるので、当然還付金は去年より多くなるはずだ。

慌てて最初から投入し直しても還付金の額が変動しない。何故だろう? いくら考えて納得いく考えは思いつかないので、
一先ずその日はそれで中止。翌日もやり直してみたが同じ事・・・・・・

で、気が付いた確定申告とは 『所得税の確定申告』 なのだから、払い過ぎた所得税を返してもらう事だ。
と、なれば元々収入が年金しかない我家にとって所得税など何十万円も納付しているわけはない。
払っていないのだから戻してもらう分は無い。と、こうなるのかと気が付いた。

ここで改めて我家の貧困さに気づくのだからいい気なものです。
毎日働きもせず好きな低山歩きや街道歩き、霊場巡りなどにして、挙句の果てに完治の可能性の少ない病気になってしまうなんて
罰が当たったのかもしれません。
本当に妻には申し訳の無い事をしたと反省です。


何度やり直しても還付金の額は増えないので、一先ずこれを税務署に提出してきます。
願わくば、どこか計算違いをしていて税務署から 『誤計算』 の連絡が来ることを期待して。

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2 コメント

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同感です (賢パパ@今日は筋肉痛)
2019-03-10 17:44:01
私も去年は20万円以上の医療費を払ったので還付金に期待していたのですが思っていたより全然少ない。
おっしゃる通り元々の所得税が少なかったのでこの結果だと納得しました。
去年の暮れに70になって医療費の自己負担が2割になったのがせめてもの救いです。
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賢パパさん (はぐれ)
2019-03-12 11:26:50
医療費の自己負担割合は大きいですね。
私はお陰で1割負担なので息を継げていますが、これが2割負担だったらと思ったらゾーとします。

実は私の誕生日は昭和19年4月1日生でいわゆる「バカの日」です。
今まで誕生日には嫌な思いばかりでしたが、最後の最後になって逆転ホームランになりました。
と、言うのも平成14年に、老人保健医療受給者の対象年齢が75歳以上に引き上げられたことより、1割負担は誕生日が昭和19年4月2日までの人)、2割負担は(誕生日が昭和19年4月1日以降の人となりました。
お陰で私は何とか1割負担に入る事が出来ました

同じ年の5月生まれの妻は、相変わらず2割負担が続き、時々ブツブツ言ってます。

久し振りにニコニコしながらコメントを書く事が出来ました。

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