最初に入社した会社の同期入社連中と久しぶりに飲んだ席で教えてもらった台詞です。
「人生は勝ち続きというわけには行かない」
小説家というよりもギャンブラーであった阿佐田哲也氏の台詞だったとのこと。氏は晩年競馬に行って、真剣勝負の末に百万、二百万円を失っても、嬉しそうな顔をしていたんだそうだ。人生は何勝何敗か判らないが、勝ち続けることはありえない。何勝であっても勝ったときには大きく勝ち、負けたときには損失を小さくするのがギャンブルのみならず人生の哲理と思っていたようだ。それ故に氏にとって、真剣勝負の末の負けが百万、二百万円ならば、人生の数限りある負け勝負を「安く済ませることができた」程度のことでしかなく、そのためにその程度の負けは嬉しいことと達観できたのだそうだ。
このところの株の下落相場で損失が膨らんでしまったわが身に当てはめて、損切りの極意もこれなんだろうな、損をするのが嫌で全勝を狙ってしまったが故に却って損失が膨らんでしまった自分の愚かさが身に染みたのでした。
「人生は勝ち続きというわけには行かない」
小説家というよりもギャンブラーであった阿佐田哲也氏の台詞だったとのこと。氏は晩年競馬に行って、真剣勝負の末に百万、二百万円を失っても、嬉しそうな顔をしていたんだそうだ。人生は何勝何敗か判らないが、勝ち続けることはありえない。何勝であっても勝ったときには大きく勝ち、負けたときには損失を小さくするのがギャンブルのみならず人生の哲理と思っていたようだ。それ故に氏にとって、真剣勝負の末の負けが百万、二百万円ならば、人生の数限りある負け勝負を「安く済ませることができた」程度のことでしかなく、そのためにその程度の負けは嬉しいことと達観できたのだそうだ。
このところの株の下落相場で損失が膨らんでしまったわが身に当てはめて、損切りの極意もこれなんだろうな、損をするのが嫌で全勝を狙ってしまったが故に却って損失が膨らんでしまった自分の愚かさが身に染みたのでした。
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