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義務教育の限界

2005年06月25日 | My Diary
小学3年生の娘の授業参観があったので喜んで参加してきました。横浜市にあるごく普通の公立小学校なのですが、気付いたことは先生の教え方が拙いこと。算数の時間で割り算を教えていたのですが、何を教えたいのか、何を言いたいのか、見ていてイライラしてくる始末。家に帰って配偶者に聞くと、教職に入ってまだ2年目の先生だとか。

普通の会社であれば、2年目の社員には先輩が色々と教えながら、又上司がいろいろとチェックをしながら仕事をさせているはず。それはまだまだ若葉マークが取れないからですが、そんな一般社会の常識とも言えることが教育界ではないことに今さらながら驚きました。子供の教育という大切な仕事を、若葉ワークをつけた2年目の未経験は先生が担っている。

一般企業であれば、先輩(「ジュニアリーダー」といった立派な制度を持っている企業もあるでしょう)が自分の経験や身につけた知見を伝えて若い社員を鍛え教育する。新入社員は先輩から仕事の仕方や必要な知識を学んで成長する。そして組織が強くなっていく。そんな一般社会の常識が義務教育の世界ではないことは驚きの再発見でした。先輩の先生が教え方を教えることもなく、上司である校長や教頭が教え方がちゃんと身についているかをチェックするでもなく、ごくごく普通に未熟な先生が「先生」として崇めたてられて教壇に立っている。これでは日本の教育が荒廃していくのが理解できました。未熟な先生からは未熟な生徒しかできない、こんなことに教育界は気付いていないのか!

この瞬間から、私立中学を受験させることを決心しました。そんな意味で、本日の授業参観はたいへんに有意義なものでした。
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