何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

巨人軍では戦力補強が永久に続きます

2007-10-22 23:57:30 | よくわからないこと
原監督のもと戦力補強を=巨人・渡辺会長-プロ野球 (時事通信) - goo ニュース

 巨人の渡辺恒雄会長は22日、都内のホテルで報道陣の取材に応じ、「原君(監督)はペナントレースで優勝した。来年は戦力補強して、ペナントもクライマックスシリーズ(CS)も日本シリーズも勝ち抜く」と話し、来年が3年契約の3年目になる原監督続投の方向性を示した。

 えっ、まだ戦力補強やるんですか?

 あれほどまでに各チームの主力選手を集めてきて、まだ足りないんですか?

 そういう傲慢さがプロ野球の衰退を起こしていることをまだ理解できないんですか?

 ペナントレースを1位で通過したのだから、戦力は十分保有していたのであるから、欠けていたのは個人の力ではなく、チーム力や戦術、そして何よりも球団の文化や体質に問題がある可能性もお考えになられたほうがよいのではないでしょうかねぇ。

 最高の地位にいる者であれば、何を言っても構わないとお考えでしょうか。私にはよくわかりません。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬害C型肝炎、厚労省の責任

2007-10-22 23:36:06 | 薬害は人災だ
<薬害肝炎>感染者リスト放置は「明らかな薬害隠し」 10月22日22時12分配信 毎日新聞

 製薬会社から厚生労働省に提出された血液製剤を巡る418人分のC型肝炎感染者リストについて、これまで「個人の特定につながる情報はない」としてきた国の姿勢が一転した。舛添要一厚労相は22日、省内での引き継ぎミスを認めるとともに、製薬会社の幹部に感染者への告知に万全を期すよう要請した。一方、原告からは「明らかな薬害隠し。国と製薬会社は責任を認めて謝罪し、被害者を救済すべきだ」との厳しい声が相次いだ。

 フィブリノゲンの製造元の田辺三菱製薬(旧・三菱ウェルファーマ、大阪市)の葉山夏樹社長と小峰健嗣副社長は22日午後、厚労省を訪れた。舛添厚労相と面会後、感染者に告知をしていなかった理由を報道陣に問われ「プライバシーへの配慮」を連発。副作用情報の収集は「個人の特定が目的ではない。リスクを負ってまで告知するのが妥当か、悩ましいところだ」と漏らした。「患者がプライバシーを気にするような肝炎感染を引き起こしたのは誰なのか」と追及されると、小峰副社長は「(感染の)もとになった薬剤は私たちが提供した」と力なく答えた。

 原告・弁護団も同省で記者会見し、大阪訴訟弁護団の山西美明事務局長は「国は87年の青森県の集団感染以降20年間、肝炎感染の事実を把握しながら放置し続けたのが実態だ。これを薬害隠しと言わずに何と言うのか」と批判した。

 全国原告団代表の山口美智子さん(51)は「リストを放置したのは国が国民の命よりも医療機関や製薬企業の利益を最優先してきた結果。私たちは企業に見殺しにされ、国からも見向きもされなかった。これは不作為どころか、悪意としか言いようがない」と厳しく批判した。

 
 後発医薬品の使用促進という、財政上の問題で国民の健康被害とは関係のないテーマには、省を挙げて躍起になっているというのに、C型肝炎で苦しんでいる国民がいるというのに、しかも受けるいわれのない健康被害を、製薬会社の利益追求の犠牲になっているというのに、これほどまでに鈍感で、やる気も見えず、まるでひとごとでいるとはどういうことか。

 薬害エイズでよほど懲りたと見え、今度こそひた隠しでいこうとしていたことはないか。探せばあれだけのファイルが出てくるあたりも、まさに薬害エイズ事件そのものだ。そういう者たちが今後の薬事行政を進めていいのだろうか。薬害肝炎で糾弾された鬱憤を晴らすかのように、締め付けをしてくることはないだろうか。

 TV報道でコメントする当時の宮島薬務局長の反省のなさは、呆れるばかりだ。医薬品機構のトップとしてふさわしくないのではないか。国民の生命に関心のなさが、医薬品機構の運営に反映されたとしたら、たまったものではない。

 黒川達夫さんも、先の日本薬剤師会学術大会(神戸)では、たいへん立派なことを述べられていた。患者が最善の利益を享受できるよう医療従事者は患者や国民の立場を踏まえた情報提供が必要だ、医療従事者は患者や国民の立場を踏まえた情報提供が重要だと述べらていた(日刊薬業 2007.10.10)。今回の情報隠しで、今日は後ろに座った原告から「あなたがたは患者が死んでも何とも思わないのか」といった言葉をつきつけられていた。この落差は何だ。一貫した信念で行政を進めることはできないのだろうか。

 今、医療機関は、病院も薬局もますますつらい立場に追い込まれていく。後期高齢者医療制度では、コストをかけずに質をあげるにはどうしたらよいか、などと課長クラスが平気で言い出す始末だ。行く先々で都合のよいことを言っているから、国民も医療従事者もたまったものではない。

 厚生労働省は、薬害肝炎の責任を、是非取ってもらいたい。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

売れるサービスの仕組み

2007-10-22 22:22:05 | Book Reviews
「売れるサービスの仕組み」 高萩徳宗・著、アスカ・エフ・プロダクツ・発行、2007年4月25日。

 おまけや値引きはサービスじゃない!

p.3 売れれば良い、儲かれば良い、自分だけが良ければそれで良し。そう考える人は、「サービス」と言うキーワードには反応しません。

p.17 (オマケや値引きは)単なる企業戦略で販売促進活動にすぎない・・・

p.20-21 おまけ(や値引き)は、売るための手段、あくまでセールスである。おまけはどれだけ増やしても所詮はおまけ。サービスはやればやるほどお客様に感動を喚起するツールになる。

p.30 お客様が、サービスをあなたの会社から買おうとする時に、損か得か、ではなく、好きか嫌いか、嬉しいか嬉しくないか、でお付き合い頂きましょう。

p.35 「職員の活気」「患者の表情」「雰囲気、空気」「清潔さ」「スタッフの笑顔」「患者と職員のやりとり」等など。提供されているサービスの結果としての、患者の表情などは、施設側の作為でウソがつけない部分です。

p.43 サービス業の基本は「共感」です。 ※共感: p.151、167、189、190、226

p.45 スタッフの疲弊やストレスがベースになった配慮は、心の底から「お客様の喜びを私達の喜びに出来ない」点で問題がある。

p.48 大切なのは「そのサービスをすると、お客様は心から満足、感動して、もう一度足を運んで下さるか」です。

p.51 社会が必要としているのに、サイズが合わなくなっている(※)ことに気がついていない経営者が多すぎます。
 ※これまで提供していたサービスが見向きもされなくなった

p.67 お客様のレベルを上げたいと考えるのであれば、まずはサービスのレベルをしかりと上げる事から始めましょう。

p.69 景気が悪いのは誰のせい?

p.74 安かろう、危なかろうでツアーを選ぶのは、私はお勧めしません。安いことに対するリスクが大きすぎるからです。

p.75 本当の事を言ってくれる人を、お客様は信頼します。

p.83 どんなに良いサービスも、お客様がもう一度あなたのサービスを買いたいと感じて、そして、実際に足を運んで頂いて、初めてそのサービスは「成功」したと言えます。

p.84 どんなに立派なサービスを提供していても、お客様が繰り返し、私たちが提供するサービスを購入してもらわなければ、会社の安定した存続はあり得ません。

p.94 「自分がお客様の立場だったら、どうしてもらったら嬉しいか」を考えるクセをつけよう。

p.95 センスがない人を教育するのは大変です。採用の失敗は教育では補えません。 ※p.190

p.117 クレームは、多くの場合は社内システムが整っていないことと、クレームに対する正確な知識がないことが原因となっていることが非常に多い。

p.122 実際にはクレーム量は感謝の声が増えたのと比例して増えて行きます。

p.137 苦情は必ず「マーケティング上、何か価値がある情報」です。

p.147-8 私自身がサービスに強い不満を持ち、苦情を申し立てたにも関わらず状況が更に悪化したケースを振り返ってみると、「私がなぜここまで怒っているのか」を相手がしっかりと認めてくれなかったケースばかりです。私の怒りが正当であることを認めて欲しかったのです。

p.150-1 クレームに対応する理由は、「もう一度、買ってもらうため」です。決してその場を収めることが「目的」ではありません。烈火のごとく起こるお客様も「共感」することで鎮火します。

p.155 クレームは消化活動ではありません。今後それを自分のサービスにどう生かすのか、その声をどのように自分のサービスのレベルをアップさせる為に生かすか。

p.214 会議や提出物が、販売増やサービスレベルアップの為ではなく、「経営者の満足、納得」の為に行われていることが多々あるのを知っています。度が過ぎると、それらの負荷はすべて現場に向かいます。そして、サービスの質が劣化して、結果的に売上が落ちるのです。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする