何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

什の掟

2006-10-29 23:08:47 | 心に残ること
 最近いじめもさることながら、教育者を含め、大人がそれから目を背けていることに関連し、「什の掟」たるものが注目されているという。

一、年長者の言うことにそむいてはなりませぬ

一、年長者にはおじぎをせねばなりませぬ

一、うそをついてはなりませぬ

一、ひきょうなふるまいをしてはなりませぬ

一、弱いものをいじめてはなりませぬ

一、戸外でものを食べてはなりませぬ

 最近の子供は・・・などというつもりはないのだが、こういうことを言うと「どうして?」とか、「なんで?」と聞いてくる。少しくらいの説明では「だって・・・なんだから、したっていいじゃん」などと反論する。説明して納得を得なければならないのは、今も昔も大きく変わらないものだろうが、「ならぬことはならぬものです」と毅然としているところが立派である。

 「ダメだって言ったらダメなのぉ~」、「えぇー、どうして~?」、「ウルサイわねぇ~、とにかくダメって言ったらダメなのっ!」みたいな感じで手をやくシーンは巷でも珍しくないが、カッカとなるのではなく、冷静に対応するのは難しいものだ。

 いじめる側にまわる子供も子供だが、大人になっても陰湿にハラスメントとして姿を変えていることもあるのだから、老若男女を問わずこの“掟”に心しておくべきなのだろう 

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