“梅は咲いたか、桜はまだかいな”古い端唄の一節ですが、厳しい寒さだった今年の梅は例年より2週間ほど遅く3月の声を聞いてやっとちらほらと咲き始めたところです。
ウメ:梅(バラ科サクラ属)は、「梅 衆木に先立ちて花開く、香気甚だ高し」といわれ、古くより松、竹とともに歳寒三友として愛好され、これにまつわる故事来歴もまた数多です。雌雄異熟で、つぼみが半開きのときにしべの頭を出し、最初は雌しべ先熟、次に雄しべ先熟の花を咲かせて自家受粉を避けているそうです。寒さの中で少ない虫を呼び寄せ確実に受粉するために、この開き始めのときがもっとも高い香りを放つといわれます。
写真は万博公園の紅梅です。清少納言は“木の花 濃きも薄きも紅梅”といいました。紀内待、道真は紅梅で、曲垣平九郎、お蔦主税は白梅と分れますが、紅梅の華やかさか、白梅の気品ある清楚さか、さてあなたは紅梅派、それとも白梅派?
ウメ:梅(バラ科サクラ属)は、「梅 衆木に先立ちて花開く、香気甚だ高し」といわれ、古くより松、竹とともに歳寒三友として愛好され、これにまつわる故事来歴もまた数多です。雌雄異熟で、つぼみが半開きのときにしべの頭を出し、最初は雌しべ先熟、次に雄しべ先熟の花を咲かせて自家受粉を避けているそうです。寒さの中で少ない虫を呼び寄せ確実に受粉するために、この開き始めのときがもっとも高い香りを放つといわれます。
写真は万博公園の紅梅です。清少納言は“木の花 濃きも薄きも紅梅”といいました。紀内待、道真は紅梅で、曲垣平九郎、お蔦主税は白梅と分れますが、紅梅の華やかさか、白梅の気品ある清楚さか、さてあなたは紅梅派、それとも白梅派?