マイヅルソウ:舞鶴草(ユリ科マイヅルソウ属)の果実が雨にぬれて光っていました。
山地や亜高山帯の針葉樹林の下などに生える多年草で、湾曲した脈が目立つ2枚の葉の形を、鶴が舞う姿に連想してこの名があります。
白い小さな花はそれほど目立ちませんが((10年6月9日記事)10年6月9日記事)、直径5~7mmの赤い果実はよく目立ちます。
写真を撮ったとき、白色が混ざった果実があり、虫食いか何かと思っていましたが、図鑑を見ると、はじめはまだら模様だがやがて透き通るような美しい赤になる、とあったので合点が行きました。