高槻アクアピア芥川近くのトンボ池に、丸い葉っぱを盛り上がるようにつけた草がありました。
ウチワゼニグサ:団扇銭草(セリ科)です。
アメリカ合衆国南部の海岸地帯原産の多年草で、熱帯魚の水槽として入ってきたものが逸出したものと思われます。1987年に淡路島で発見され、そのご西南暖地を中心に帰化が確認されています。
茎は匍匐して節から発根し、葉は匍匐茎から互生して葉柄の先に直径1~5cmほどの円形の葉をつけます。
葉柄は派の中心について楯状になります。春から夏にかけて葉脇から葉柄とほぼ同長の花茎を出して、小さな緑白色の5弁花を数個ずつ固めてつけます。
別名にタテチドメグサ:楯血止草や、ウオーター・マッシュルームがあります。ウチワゼニグサを含め、いずれの名も見たままを名前にした感じです。