新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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ミズワラビ:水蕨(水に生える蕨) 

2010-09-13 06:54:59 | 植物観察1日1題

高槻市の田んぼでミズワラビ:水蕨(ミズワラビ科ミズワラビ属)を見かけました。
形が一見ワラビに似ているので、ミズワラビの名がある1年生のシダ植物ですり。
大阪府絶滅危惧Ⅱ類に指定されているとおり、除草剤に弱くて最近は姿を見ることが少ないのですが、地中の胞子が生きていて、鋤き返した田んぼに再現することがあるといいます。
本州、四国、九州の水田、沼沢地などの水中または湿地に生え、葉は束生し、高さ20-60cm、栄養葉は葉幅が広くて短く、水中の若葉は単葉になり、胞子のつく葉は細長く羽状に分裂します。
ミズシダ、ミズボウフウ、ミズニンジンの別名があり、葉は食用になります。