新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

ホソバ)アキノノゲシ:細葉秋の野罌粟(枯野に残る)

2008-11-16 07:16:32 | 植物観察1日1題

秋の花もあらかた終わった野原や道端で、まだ薄黄色の花をつけているのがアキノノゲシ:秋の野罌粟(キク科アキノノゲシ属)です。
日当たりのよい荒地や草地に生える高さ0.6~2mの1~2年草で、茎や葉を切ると白い乳液が出ます。茎の下部のはが切れ込むのをアキノノゲシ、葉の幅が狭くまったく切れこまないのをホソバアキノノゲシといいます(写真)。ともに、茎の上部に淡いクリーム色の頭花を円錐状に多数つけます。頭花は舌状花だけで、太陽が出ていると開き、夕方や、曇り・雨の時は閉じます。暖かい地方ではほぼ1年中花が見られます。