高槻の奥のバス停脇でナガエノコミカンソウ:長柄小蜜柑草(トウダイグサ科コミカンソウ属)を見かけました。
1992年に福岡県で採集され、今では関東地方から九州地方まで帰化しているといわれるインド洋諸島原産の外来種です。こんな山奥にと思いましたが、バス停ということで、市街地の種が誰かくっついて運ばれてきたものと思われます。
全体無毛の低木または1年草で、茎からまばらに水平方向に枝を出します。葉は長さ1cmほどで線形の托葉があり、互生して複葉のように見えます。
夏から秋にかけて葉脇に5mmほどの柄のある花を下向きにつけます。花は雌雄異花で直径2mmほどの淡黄色です。
別名はナガエコミカンソウ:長柄小蜜柑草です。
参考:コミカンソウ(10月16日記事)