公園で紫色の薊のような花を見かけました。今は消えましたが何年か前まで庭で咲いていた花で、妻はキクアザミといっていました。
帰って図鑑やネットで調べても出てきません。もう一度妻に訊くとセントラセラム プンクタータムともいうといいます。
調べるとありました。学名がCentratherum punctatum で、和名がリンゴアザミ:林檎薊(キク科ケントラタータム属)、別名ムラサキルーシャンでした。
西印諸島~中南米原産のキク科の多年草で、花が薊によく似ていて、葉を揉むとリンゴのような匂いがするのでリンゴアザミ(林檎薊) と呼ばれます。
もう一つの別名がキクアザミ(菊薊)で、こちらは園芸店が売っている流通名ですが、本当のキクアザミ(菊薊)は別種のトウヒレン属でかなり紛らわしいことになっています。
比較的寒さに強いらしく、我が家ではそのまま冬越しし、こぼれ種で翌年も芽生えたりして何年も楽しめたことを記憶しています。