新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

滋賀県浅井町にて(終)収穫多かった近江路の蛍狩り

2005-06-26 09:35:26 | 植物観察1日1題
滋賀県浅井町野瀬での一泊2日の蛍狩りの旅は、豊かな自然、暖かい人情、古い歴史に包まれた静かな農村を体験する旅でもありました。
早朝の大吉寺での法話と座禅もすがすがしい経験でした。
宿主の友人から頂いた鮒寿司やマタタビ酒などの珍品もうれしく賞味させていただきました。
肝心の蛍はちらほらという感じでしたが、それでも十分に楽しめました。
手持ちのカメラでは、飛び交う蛍の写真をうまく撮ることは出来なかったのは残念でした。
たまたま捕らえた蛍は交尾したままの形でじっとしています。聞けば蛍の交尾は15時間も続くそうで、身を焦がす蛍の恋路をじゃまするとは無粋なことをしたものです。
思い出に残る一夜の宿をご提供いただいたN様ご夫妻や地元の方々に心より感謝し、最後にN夫人の俳句を拝借してこのシリーズを終わります。
    
    しばらくは蛍の恋を掌に這はす
    またたび酒 口にころがし蛍の夜  (マタタビ:6月11日の記事参照)  
    麦秋や村に余熱のあるごとし    (麦秋:6月20・21日の記事参照)