簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

山陽本線 (JR乗り潰し・山陽本線)

2016-02-26 | Weblog
 山陽本線は瀬戸内海に沿って、兵庫県の神戸から、岡山、広島、山口の
各県を通り、関門海峡をトンネルで抜け、福岡県の門司まで至る537.1Kmに
も及ぶ長大な路線である。
東北本線から始り東海道本線を経て、更に本州を西に引き継ぐ、日本を貫く
動脈とも言える大幹線路を構成する一つである。





 幹線とは言え九州への特急列車や寝台特急など、かつての花形列車が
廃止された今では、山陽本線を走る寝台特急は、東京発のサンライズ号の
みで、これとて岡山で出雲号と瀬戸号に分離され山陰と四国に向かうので、
岡山以西を走る寝台列車は皆無となってしまった。
特急列車も同様で、本線を通して走る長距離のものは無く、「はまかぜ」「ス
ーパーいなば」「スーパーはくと」などが、僅かに関西圏などの一部の路線
を通り過ぎるのみである。





 神戸駅は本線の起点ではあるが、面白いことにここを始発着とする列車は
一本も無く、東海道本線などから連続運行される途中駅に過ぎない。
それらは主に姫路・相生などの間で新快速、快速などとして運行され、関西
圏をスピーディに結んでいる。



 姫路・相生から岡山の間は、一転ローカル色の強い路線となり、岡山から
西は広島との間に区間運転の列車が多くなる。
このように今日では中長距離輸送は、並走する新幹線や、競合する航空機
に委ね、本線は沿線それぞれの都市圏における近距離の地域輸送が主体
のダイヤ編成となっている。



 山陽本線は岡山県内では、三石から笠岡までの90Kmほどで、本線124駅
のうちこの間に21の駅が有る。(続)

『晴れの国・おかやま 観光かるた』  アップしました。


   

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