簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
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65歳は壮年

2014-05-05 | Weblog
 運転免許証を持つ岡山県内の高齢者(65歳以上)が25万人を超え、これは
過去最高らしい。それを受け県警は、高齢者の関わる事故増加の懸念から、
免許返納の促進など対策の強化に乗り出したと言う。



 県警の交通企画課によると高齢者の免許保有数は、2007年に20万人を突破、
以後毎年1万人程度増え続け、25年度には27万人余りいて、これは団塊の世代
が65才以上になったことが背景にあるらしい。



 車を手放せない高齢ドライバーが増えると、高齢の事故加害者、犠牲者の増加
につながる。実際に全体の人身事故件数は減少傾向にあるものの、高齢者が加
害者になったバイク以上の人身事故は、過去10年間に2,100~2,500件で、これは
全体の25.6%に当たり高止まり状態だと言う。



 そこで県警では65歳以上の高齢者に、「身体機能の衰えを感じたら」免許証の
自主返納を呼びかけている。この呼びかけ制度が始まったのは1998年であった
が、その後の10年余りでは年間平均でも二百数十人程度しかいなかったと言う。



 そもそも65歳以上が高齢者と言う定義そのものが今の時代どうかとも思う。
年金の支給年齢が先に延び、定年も延長され65歳くらいまではまだまだ現役で
働いている人は多い。それが65歳になって仕事も辞め、これから余生を楽しもう
と言う時に、高齢者の仲間入りをしたのだから免許証を自主的に返納をといわれ
ても・・・。



 かの平櫛田中は「六十・七十は、はなたれ小僧・・」と言い放ち、百歳を過ぎても
なお現役で活躍をした。
今どきの高齢者は、趣味に、習い事に、、社会活動に、旅行に・・と、個人差も有る
が活動的で、65歳はまだまだ壮年である。(続)



(写真は、式年遷宮で賑わう出雲大社 本文とは無関係)

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