簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

幻の「のっけ丼」(JR乗り潰しの旅)

2013-10-23 | Weblog
 次に乗る電車の待ち時間が1時間半ほどある。
この間で、急いで昼飯を食べる予定にしている。目的の店は予め調べ上げ、
決めていたので、道順を間違えることもなく、問題なく行ける筈だ。
傘をさすこともないほどの霧雨の中、目指す店に向けて早足に向かう。



 しかし、ここら辺りだと思うところまで来ているのに、周りを見ても目指す店
は見当たらない。少し範囲を広げ二三度周囲を回ってみるが見つからない。



 アーケードのある商店街の下駄屋の店先で四方山話を楽しんでいた三人
のご婦人方に「この近くに、のっけ丼の店は有りませんか?」と聞くと、「すぐ
そこだけど・・今日休みだよ」と言う。
「エエーッ・・はるばる訪ねてきたのに・・」「どこから?」「岡山から・・・」どう
やら今日と明日は、研修のために臨時休業しているらしい。



 駅から歩いて5分程のところに、昭和40年代から市民の台所として賑わっ
てきた古川市場が有り、「のっけ丼」はこの市場で食べることが出来るのだ。



 まず食事券(100円が5枚の500円券と10枚の1000円券がある)を購入する。
次にどんぶりご飯(普通盛り100円、大盛り200円)を購入する。
後は市場内の色々の店を回って、自分の好きな具材を選んでどんぶり飯に
乗せるだけである。



 「残念だったねえ・・、でも、そこにも安くて美味しいものいっぱいあるよ」と
目の前の建物を指さし、教えてくれた。(続)





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