大湊線は野辺地と大湊を結ぶ58.4Kmの路線で、「はまなすベイライン大
湊線」と言う素敵な愛称も付けられている。
列車は下北半島の付け根から、ほぼ陸奥湾に沿って北上する。

青森や八戸から快速列車が日に何本か走ってはいるが、決して便利の良
い路線ではない。
概ね1時間に1本、昼間の時間帯にはそれがかなり間引かれている。

路線は、平成5年から導入されたキハ100形2両編成のワンマン運転である。
この列車最高速度は100Km/hらしいが、この線区では85Km/h運転とのこと。
車内は意外にも作業着姿の男性客が多くどうやら毎日の通勤列車のようだ。

市街地が広がるのは、次の北野辺地辺りまでで、次の有戸を過ぎると左手
に陸奥湾が見えてくる。右手の山並みは遥かに離れた丘陵地帯だ。
駅間は長く、集落も僅かばかり、辺りには人気のない海岸と牧場や広大な農
地が広がっていて、荒涼とした寂しい風景が続いている。

ここらあたりは陸奥湾から吹き付ける西風の強いところらしく、線路は鉄道
防風(雪)林に囲まれた中を伸びている。
しかし、厳しい潮風に痛めつけられているからか、所々で赤茶けた無残な姿
をさらけ出している林も目立ち、その厳しさを窺い知ることが出来る。

車窓からは、風力発電の大きな風車を何基も目にすることが出来る。
とにかく風の強いところらしい。(続)


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湊線」と言う素敵な愛称も付けられている。
列車は下北半島の付け根から、ほぼ陸奥湾に沿って北上する。

青森や八戸から快速列車が日に何本か走ってはいるが、決して便利の良
い路線ではない。
概ね1時間に1本、昼間の時間帯にはそれがかなり間引かれている。

路線は、平成5年から導入されたキハ100形2両編成のワンマン運転である。
この列車最高速度は100Km/hらしいが、この線区では85Km/h運転とのこと。
車内は意外にも作業着姿の男性客が多くどうやら毎日の通勤列車のようだ。

市街地が広がるのは、次の北野辺地辺りまでで、次の有戸を過ぎると左手
に陸奥湾が見えてくる。右手の山並みは遥かに離れた丘陵地帯だ。
駅間は長く、集落も僅かばかり、辺りには人気のない海岸と牧場や広大な農
地が広がっていて、荒涼とした寂しい風景が続いている。

ここらあたりは陸奥湾から吹き付ける西風の強いところらしく、線路は鉄道
防風(雪)林に囲まれた中を伸びている。
しかし、厳しい潮風に痛めつけられているからか、所々で赤茶けた無残な姿
をさらけ出している林も目立ち、その厳しさを窺い知ることが出来る。

車窓からは、風力発電の大きな風車を何基も目にすることが出来る。
とにかく風の強いところらしい。(続)



