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島根県立 八雲立つ風土記の丘展示学習館
荒神谷史跡公園の前の道路を道なりに北上すると、国道9号線にでます。進路を東へ車で30分ほど走って、その日は玉造温泉泊。風情ある温泉旅館街の真ん中を流れる玉湯川に、大きな勾玉オブジェを組み込んだ橋が架かっていたり、撮影スポットに自撮り用カメラ置き台があったり、足湯があったりと観光客が喜びそうな演出がされていました。玉造温泉は高いイメージでしたが、調べると結構リーズナブルに泊まれる旅館(ホテル)もあります。そして、泉質は良質です。
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翌日は、松江市にある「八雲立つ風土記の丘」を訪ねました。山陰自動車道無料区間を利用することもできましたが、敢えて花仙トンネルを抜けて県道を使って国道432号へ出ました。風土記の丘は、国道432の両側に広がる地域で古代の意宇(おう)郡にあたり、5~7世紀前半の古墳や奈良・平安時代の役所や倉庫の跡などが点在しています。散策するには、レンタサイクル(無料)で回っても1日かかってしまうので、出土品が展示してある学習館とガイダンス山代の郷を見学しました。特徴ある外観の学習館(200円)へ入ると、意宇で発掘された埴輪がズラッと勢ぞろいしていました。その中心に「見返りの鹿」がいました。ちょっと興奮して、色々な角度から写真を撮ってしまいましたが、このコーナーの埴輪たちはレプリカでした…。本物は?奥の方でガラスケースに入っていました。本物は薄暗い照明の展示室に陳列されてあり、ガラスケースの中でライトが当ててあるため、一緒に撮ろうとしてもフラッシュなしなので記念撮影できませんでした。これまで沢山の埴輪を見てきましたが、こんなポージングの動物埴輪は初めて見ました。
埴輪以外にも、貴重な出土品がありました。岡田山一号墳は、風土記の丘学習館敷地内にあります。学習館を出て、芝生公園のようになっている敷地の小路を奥まで行くと、木が生えている古墳がありました。その隣りの古墳はちゃんと整備して中が見えるようになっていました。
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