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kitora tumulus

2024-06-02 | ancient history

昨年秋、奈良県橿原考古学研究所付属博物館へ行ったついでに、明日香村のキトラ古墳を訪問しました。
以前に奈良県の大型古墳を巡った際は未だ整備されていなかったので、念願の見学です。
復元された古墳は高松塚古墳に似ていて、帽子型。場所も山肌の中腹辺りで見渡し良し。
桜井市の大型古墳は平地(山野辺の道沿い)にあって人に見せる古墳という感じですが、7~8世紀の古墳は被葬者が気持ちよさそうな場所に作られているような気がします。キトラ古墳も高松塚古墳と同じように石室の内壁に色彩画が描かれています。訪問した日は幸運にも予約なしで四神の壁画の一つ「玄武」が見学できました!
古墳のある反対側に四神の館という壁画のレプリカなど展示した体験館があります。
  
体験館は、山の傾斜を利用して公園から続く入口と古墳へ通じる入口がある2階(?)があり、どちらからでも出入りできます。広い無料駐車場が隣接していて、車で来るのがおすすめです。鉄道ですと最寄り駅から20分ほど登りで歩くことになりますし、タクシーは呼ばないといません。バスは乗り合い。飛鳥駅からレンタサイクルというのがありますが、ゆるやかな上り坂で天気がよい日はサイクリングも良いかと思います。
飛鳥駅の観光地方面(高松塚古墳や石舞台古墳などがある東側)と反対の山側に牽牛子塚古墳があり、キトラ古墳からの帰りにタクシーで寄ってもらいました。
一応復元は完了しているようなのですが、駐車場がないので離れた車道にタクシーを停めてもらって写真だけ撮りました。山の中にある真っ白の人工的な外観が秘密基地のような雰囲気でした。白い外壁は板だとタクシー運転手さんに教えてもらいました。

牽牛子塚古墳は天智・天武天皇のお母さんである斉明(皇極)天皇のお墓なので、いつかしっかり見に行きたいです。

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