TheProsaicProductions

Expressing My Inspirations

London 3-D Photo map

2010-02-28 | product
              和紙・写真パネル・London古地図ハンカチ(Muji製)・押しピン・両面テープ
                  size:約55×80cm



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BEAUTIFUL SONG

2010-02-20 | music
先日、友人がBEAUTIFUL GAME 1,2というタイトルが印刷された2枚のCD-Rをくれた。
サッカー・ワールドカップのイングランド・チームの応援歌集で、全部で40曲入っていた。古くはThe Jam(In The City)からBRIT POP全盛期って感じのOASIS(supersonic),Charlatans(The Only One I Know),The La's(There She Goes),Ocean Colour Scene(The Riverboat Song)なんて懐かしい中に混じってU2,The Cardigansなんつーイングランド圏外のもあり、Sum41,NICKELBACKなどカナダ勢も幅を利かせている。
New Orderの"World in Motion"のようにワールドカップ用書下ろしの曲以外は結構ヒット曲満載なのが嬉しかったりする。
友人はThe Jamの"Going Underground"の替え歌"Go England"(英国にもオヤジ・ギャグあり!)がお薦めみたいだったが、Jamの曲を知らない私はこっちから原曲を想像するしかない。

それよりも今へヴィローテなのがNICKELBACKで、サッカーとはまるで関係ない理由で聴いている。カナダの田舎ロックバンドの全世界的大ヒット曲"How You Remind Me"だ。
2001年9月11日、私はテレビ画面を見て凍りついていた。多分世界中の多くの人々がそうだったろう----飛行機で上空を飛んでた私の両親などの他は。あの時間帯、親の乗った飛行機はまだ目的地の空港に到着しちゃいなかった。そこが欧州の国だといって100%安全な保障はどこにもなかったが、日本にいる私にはどうすることもできなかった。何かあれば旅行社から連絡が来るだろう----幸い電話は鳴ることはなかった。

この日NICKELBACKの2ndアルバム「Silver Side Up」がリリースされ、そこに収録された先行シングル曲"How You Remind Me"は、唄われている内容を犠牲者と遺族の関係に置き換えて考えられて、全米、欧州、南米、アジアへと波及していったそうである。
かれらのホームグラウンドはヴァンクーヴァー。
今年は冬季オリンピック、サッカー・ワールドカップと、スポーツ・イヤー。そういや五輪のオープニング・セレモニーでブライアン・アダムスが歌ってた。肥った禿げオヤジになってなくてよかった。

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53 stages of Tokaido-nihonbashi-

2010-02-19 | trip
東海道のスタート地点、日本橋にやって来ました。何しろ「日本橋」という橋を直にちゃんと見たのは初めてです。江戸時代の面影はないとはいえ、やはり見ておかないと…

午前中でしたが、既に歴史散策をしているグループなどがいました。橋の四隅にある広場も4つとも回ってきました。上の写真は日本橋魚市場発祥の地記念碑のある「乙姫広場」から撮影した日本橋。

乙姫広場の反対側には「元標の広場」があって、五街道の起点である「日本国道路元標」のプレートレプリカや里程標があります。元標プレートは橋の中央に埋め込まれているので本物は近くで撮影できませんでした。こんなプレートが埋め込んであるそうです。↓



京都方面の里程標。東側には関東・東北方面の里程標があります。
このあいだ購入したグラフィック版東海道中膝栗毛(1980刊)に掲載されていた里程標はもっと縦型で古めかしい石でした。こういう違いを発見するのも楽しいことです。

乙姫広場から橋を渡った「滝の広場」から日本橋川(旧平川)と日本橋を撮ろうとカメラを構えていたら、絶好のタイミングで観光船が。
実によかった。歴史散策グループのボランティアガイドさんの話を盗み聞きしたり、おのぼりさんのふりをしてプロのカメラマンに記念撮影を頼んで撮ってもらったり、大満足でした。
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Juppensya Ikku's self-portrait

2010-02-14 | prose
       十返舎一九自画像&東海道膝栗毛画帖 十返舎一九筆:個人蔵

 隣り街にある、いろんな物を扱っているリサイクルショップへ泉鏡花の古本を探しに行ったらやっぱりなかった。
その代わり、自分にとっては掘り出し物を見つけたのでホクホクして帰ってきた。

 日本の古典シリーズの15巻め「グラフィック版東海道中膝栗毛」。
今から30年前1巻2400円で出版されたものが500円。外箱も傷がないし、なんといっても内容が充実している。

 十返舎一九の「東海道中膝栗毛」の現代語訳版で、一九が描いた挿絵や広重の東海道五十三次の版画や当時の旅道具の写真、北斎の絵、文化年間の江戸の中心部古地図、私も去年写真撮影した赤坂宿の大橋屋の30年前の写真だとか、グラフィック版というだけあってヴィジュアル的な情報が満載。
 そしてこの手の書籍で大切なのが、資料の出処や筆者。現代語訳は安岡章太郎(芥川賞受賞作家)、編集委員に名を連ねるのが吉行淳之介(安岡の友人ですね)、円地文子など。
資料の出処は図版目録として細かく書いてあり、十返舎一九画の画帖は吉田幸一という人の個人所蔵からで、カラーで18枚も載っていて私はこれだけで十分価値アリと判断しました。
そして、初めて見た一九が描いた自画像。えーうそでしょお~ってくらい他の肖像画と比べるとヘンな人だし、絵の上手な一九にしては全然下手だし、これじゃしなを作った坊さんじゃないですか~?ま、彼らしく自画像なんていい加減に描いたんでしょう。
 それから、この本の信頼性を示しているのが、人名表記。広重は「歌川広重」だし、馬琴は「曲亭馬琴」で統一しているところ。これは重要です。
北斎が「葛飾北斎」なのは仕方のないことですが。もちろん解説には蔦屋重三郎も出てきます。

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the exhilaration

2010-02-07 | photo
                        壮快

 2010年1月9日の正午過ぎ、六本木の丘から臨んだ東京タワー。

 さすがhillだけあって眺めはサイコー。

 TOKIOにもこんな広い空があるんだぞー。

 空の謎の記号は、「壮快」をアルファベットのフォントに変換したら

 こんな楽しいマークになったのでそのまま使いました。

 「爽快」じゃないところに意味があります。
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Imagining a Future Life and Love

2010-02-04 | art
 この記事のタイトル『Imagining a Future Life and Love』は2月28日まで開催中の「医学と芸術展MEDICINE AND ART」のサブタイトルで、「生命(いのち)と愛の未来を探る」という日本語訳がついています。

 私自身、元は医学とか全く関係ないBrothers Queyに関係しているから、というだけで英国の医療財団ウエルカム財団のコレクションに興味を持つようになり、HPなど見て、ロンドンへ見に行ってみたいなぁと思っていたところに、向こうから日本にやってきてくれて、わくわくして臨んだ訳ですが、色々な意味で考えさせられることも多く、自分の価値観の狭さを自覚させられる展示会でもありました。

 実際展示を見ているときは、思い入れが現実のものになっているという「わ~」という感動くらいで、展示室の先に進むにつれて聞いたことのある音楽が大きくなってくる期待感--それは紛れもなくクエイ兄弟の「ファントム・ミュージアム」のBGMだったのです--そして大スクリーンに写されていた「ファントム・ミュージアム」を見たときの満足感。何度も見た映像でしたが、それでも椅子に腰を下ろしてひと通り観てしまいました。

 ウエルカム財団が、クエイ兄弟にウエルカムコレクションの映像を依頼した、ということ自体が私にとっては「よくぞやってくれました!」というくらいなのに、展示会で展示室一室を使って大スクリーンで映写するという取り計らい。クエイ兄弟ファンは涙ものだったことでしょう。

 ウエルカム卿がアメリカの田舎出身で英国で富と名声を得たのと同様、ティモシーとスティーヴの双子の映像作家もアメリカ出身で英国で成功したという共通点があるのも何か因果めいたものを感じます。

 展示会の説明と展示会の図録の解説や説明などをきちんと読むと、この医学と芸術:しかも新旧バラバラ洋の東西問わず専門的なものから世俗的なものまで一緒くたにしたコレクションの意味が、どれほど意義のあることで他に例を見ない(学者などは馬鹿にするかもしれない)コレクションであるか、そしてこれは現在もこれからも増えていくもの--現在進行形で私達が生み出しているもの--でもあるということ、今は「こんなくだらないもの」と思えるものが100年後の未来の人間達には貴重な資料になっているかもしれない、という新たな価値観(世界観)を見出すことが出来ました。

 何はともあれ、難しく考えるよりも実際に見るという体験が重要です。何も感じなければそれもよし。こういう世界もあるんだな、ということを知ることもまた楽し。

 最後に。
私がこの展示品であまり正視できなかった作品がひとつありました。
それは、ヴァルター・シュルツという写真家が撮影した2枚1セットのモノクロ・ポートレートのシリーズです。それは、病気などで死ぬ人(赤ちゃんからお年寄りまで)の死ぬ直前と直後の写真なのです。知らないで見ているとなんでもない写真なのですが、知ってから見ると、とても普通に見ていられませんでした。なんだかその展示スペースを出るときだけ、心が暗くなりました。見たくないものを見てしまった…というような気味の悪さというか。
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