TheProsaicProductions

Expressing My Inspirations

conversation in your head

2009-12-31 | product
                     脳内会話
                      小人:京粘土、ボンド size:30mm 
                      ヒト頭部スライス標本写真(ポストカード)


 他人としゃべることが少ない環境で特にやることもない状態でいると、頭の中に色々なことが思い浮かんできます。
 これからやろうと思うことだったり、過去のことだったり。
 頭の中で考えている間、いくつもの考えが、全く個別の考えが脳の中で行き交っています。まるで別の人格がいるかのように。

 上記のような環境にいることが多くなった友人が先日、「最近、脳内会話が多くなってさー」と会話の中で言った時、私の脳ミソの中で休んでいた小人達がむっくり起き上がる気配を感じました。
 誰の脳の中にもきっと住んでる小人たち。
 この小人たちが肥満で動けなくなったり腐敗してしまわないように、しっかり遊ばせてあげるのが本体である大人なのかな、とふと思ったりして。


 脳標本写真は、Plastomic specimen プラストミック標本にされた本物の人体解剖写真です。現代の人体解剖標本技術の発達は驚異的で、まるで作り物のように原型を失わず臭気もなく、手で触れることもできるようになっています。
 人体の水分・体液・脂肪など腐敗原因になるものを化学薬品を使って特別な装置で処理を施してシリコン樹脂に置き換えて乾燥させているそうです。
この技術はPlastinationプラスティネーションと呼ばれ、1978年ドイツ・ハイデルベルク大学のハーゲンス氏によって生み出されましたが、その後日本で同じような技術を使って作られたプラストミック標本が現在「人体解剖標本」の展示会で使用されています。

 昔の理科室にあったホルマリン漬けでは見ることができななかった細部まで360度見ることができるのと、血管網・神経系統などの生体では見えないものも樹脂で固められた標本になっているので、実際に体内でどうなっているのか理解できるところが素晴しいです。

 作り方は結構単純なので、お金さえあれば自分でも標本作れるな、と思いました。ただ、アセトンという引火性の強い液体を使用するには特別な免許がいるだろうし、入手するにもそれなりの手続きが要りそうですが。

全身標本か頭部の標本に成ってみたい気がします。
展示会で知り合いが懐かしがってくれたら嬉しいだろうな、と。
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easy brain

2009-12-30 | product
                 easy brain
                    size:40mm×50mm
                     材料:京ねんど


 残ってた粘土が少し乾燥していて、もったいなかったから千切って手でコネコネしている最中に、「脳ミソ」なら作れるかも?とひらめいて作ってみました。
胡桃の中身をイメージしながら右脳と左脳を形作り、皺は爪でテキトーにつけて、あとは2つの脳をつなぐ脳梁を作ってみました。接着してないのでバラバラになります。
 でも後で解剖図をみたら、脳の形はもっとスマートであるべきだし、脳梁は細くなかったので、私はどうやら肺のイメージと混同していたかもしれません。
簡単にできる正しくprosaic production。


 先日『no more marr』を書きましたが、さっきベストヒットUSAでThe Cribsのインタビューを見ました。
メンバー4人がスタジオまで訪れて小林克也の質問に答えてたんですが、質問も質問だったけど、答えていたのがほとんど後から参加のマーちゃんだった、というのはどーゆうこっちゃね。
番組どしょっぱつのPVはThe Smithsのthis charming manだったし、Marrファン・The Smithsファンにとっては嬉しいけども、クリブス・ファンにしてみたらちょい感じ悪かったんじゃなかろかね。
ジャーマン3兄弟も面白くなさそな面して座っていたし。マーちゃんたらまるでマネジャーみたいでした。
私としては、個人的に彼らのヘアスタイルをどーにかしてくれ、と思いました。
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no more marr

2009-12-27 | music
2009年は江戸中期へ脳内TRIPして楽しんでいたので
音楽への興味が薄れていた。
それでも新しいバンドのCDは買ってみたりもしてみたが、
自分にあうサウンドではなく、今は聴くこともなくなった。
結局60~70年代UKものを流しているのだが、さすがに飽きる。

気分転換に昔好きだった今も現役のバンドの好きだった時代の
音源なんかをかけてみる。が、それもUKものなので基本的には
変化無し。
それじゃこれはどうだー と80~90年代US HARDCOREの中でも
とびっきりかっちょいいDCサウンドを聴く。
20年以上前の楽曲だけど、今でもかっこいい。

10月だかにJohnny Marrが加入したThe Cribsが来日した。
愛するMarrちゃんに会いに、Live2ヶ月前には行く気でいた。
それで、The Cribsの曲を聴いておこう、とかけたんだが
聴けば聴くほど嫌いになる音、ってなんなのよ~~(TωT)
まーちゃんのギター云々以前にバンドの曲がダメ。
とても耐えられそうになかったのでLiveはパスすることに。

そんな秋も過ぎ、年の瀬に近づきつつある日、
友人がロック映画のサントラを手土産に尋ねてきてくれた。
やっぱ持つべきものは友達、である。
2枚組みだから聴き応えあるな、と喜んでかけてたが
ほとんど自分が編集したUK ROCKとダブってることに気がついた。

先だて、昔録画したMTVを見てみた。
マイケル・ジャクソンの特集もあった。
ガンズ・アンド・ローゼスのWelcome to the jungleでの
アクセル・ローズの美しさに改めて凝視し、
今となってはお宝PV集、London NightのUKバンドの映像。
あー、こんな人もおったね、つーのもあって
Shamenとか日本でヒットしたっけか?

90年代初め、シューゲイザーとレイヴが流行っとった時代じゃ。
あー、年とったなぁ、と実感した。
苦苦苦・・・
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disease

2009-12-21 | prose
元同僚が脳の出血で職場で倒れて手術したんだ、と
元職場の仲間から聞いて驚いた。
働き盛りなのに大変だ、と思ったが
幸い後遺症はないそうで、ひとまず安堵した。

働きすぎとストレスと…いろいろ重なって無理してたんだろう。
まだ就学中のお子さんもいるし。

病魔はいつ何時襲ってくるかわからない。
健康管理したくても仕事などで出来ないのが実情だし。
(もっとも酒たばこ暴飲暴食してる人は論外)

クリスマスも間近。
おもちゃはいらないから健康と平和をくださいな。
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best combination

2009-12-16 | prose
今日は全国的に冷え込んだみたいです。
北の方ではすごい積雪で。

そんな寒い夜は、やっぱ鍋もの。

おでんと熱燗で
こころもからだもほっかほか。

日本酒は吟醸か大吟醸しか飲まないので
冷酒のロック党でしたが
(量を飲まない分、質と旨味で勝負派です)
今冬は、俄然「熱燗」派でいくことに。

一合徳利にちいさなお猪口
おでんの大根を
くい、くいっと温めのお酒で流しこむ。
弥治さんも喜多さんも
十返舎一九や蔦重も
宿場の茶屋の姐さんたちも
こんな風情だったのかなぁ、モシ。

頭ん中は江戸時代。
こんな夕食の至福のひととき。


贅沢を云えば味噌おでんより出汁おでんがよかった。
おでんとたくあんの大根は自家製でたくあんも自家製。
まだ浅漬かりですが私はまだ大根臭さが残る
浅漬かりたくあんの方が好みなので、これを熱燗でいただくと、
これがまた、うまいんだわ。


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First Time

2009-12-11 | photo
お気に入りのphoto blogをやっている方の写真展を企画した。
UK好きのハートをくすぐるものにしたい、と
ディスプレイもブリティッシュな感じにするために
イメージを膨らませ 自分でやることにする。

でも何はなんでもご本人が承諾してくれるのか…
プリントしてくれる知人が協力してくれるのか…
ディスプレイ用の材料が揃うのか…
不安は山のようにある

ご本人は快諾してくれてとてもノリ気になってくれた
プリントも了解してくれた
ひとつずつ不安を消していくと
アイディアが実現化していく
人を巻き込んだ分 責任がでてくる
不安は後から後から泉のように湧きっぱなし。

そんな悩みも、好きなことだから楽しかったりする。
もちろん趣味でやることだから遊びなんだけど
アイディアと労力を使ってしっかり遊びたい。

画像はその写真を自分で加工して作ったpopみたいなもの
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a price increase

2009-12-06 | prose
イギリスみたいに一箱1000円くらいになるのかと思った煙草の値上げは
結局小幅なものだった。
「煙草は健康を害するから」とかなんとか言ってるけど
この程度の値上げでは喫煙者は煙草をやめようとは思わんだろう。
政府は国民の健康ではなく国税の収入を計算してるから
こんな結果に終わるんだと思った。

ちょうどそんな頃、1920年代のアメリカで敢行された禁酒法についての
面白い逸話を読んだ。
酒は煙草と違い、大概飲む時間や場所が決まっているし
煙じゃないのでたまたま居合わせた人々に迷惑をかけることもない。
それなのにアルコール飲料の売買・飲酒を禁止する法律が施行されるには
それなりの理由(国を揺るがすほどの事件なり)があったんだろう。

さて、飲酒の善し悪しの話は横に置いておいて
禁酒法が施行されるとどんな経済的効果が見込まれたか考えてみる。
当時アメリカで禁酒法を率先して賛成していたのが自動車メーカー
フォードだったそうな。
「飲酒運転が減る」?そんな親切なもんじゃない。
酒に使っていたお金を人々はどうするのか、フォードは考えた。
「そのお金を毎月貯金して車でも買って」という算用である。
そして人々は禁酒で浮いたお金で自動車を購入した。

国税の収入は見込めないにしても煙草の税抜き小売販売価格を上げて
小売業者の儲けを引き上げれば、街のたばこ屋さんやコンビニは
需要が減っても単価が高い分売上が激減することもないだろうし
一箱1000円の煙草はもったいないので路上喫煙も減るだろうし
ヘビースモーカーの本数も減るかもしれないし
これを機に禁煙に成功できる人が増えるかもしれない。
なにより子供が手軽に購入できなくなる。
貧乏人は煙草を心置きなく吸える身分になるように立身出世を志す
…かもしれない
1日一箱分×30日=3万円×12ヶ月=36万円
いや禁煙しなくても半分にしたところで1年で18万円浮く。
さあ、18万円なにに使うかね。

300円が330円じゃ捕らぬ狸の皮算用

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