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a trip to Toujinbou

2016-07-11 | trip
北陸自動車道を丸岡インターから出て、インターからほど近い丸岡城へ行きました。丸岡城の駐車場の所に食事処があって、そこで名物越前おろしそばを堪能。庭園の横にあるテラス席からは丸岡城の天守閣の上部が見えました。小腹を満たすには丁度良い量のお蕎麦でした。
 城見学はなしで、そこから田んぼの中の一般道をひたすら三国に向けてドライヴ。
  
 三国は、男大迹(おおど=継体天皇)王の生誕地とされています。母親の振媛(ふるひめ)は容貌端正で大変な美人だったと伝えられているので、男大迹もイケメンだったんじゃなかろうか…と。『日本書紀』では、父親が応神天皇の5代後の子孫で、母親が垂仁天皇の7代後の子孫となっていて、何とか天皇の血筋を引いていることから、子のなかった先王の後継ぎとして候補の挙げられたとなっています。最初は丹波国の倭彦王だったそうですが、弱腰になって逃げてしまったため、男大迹を三国から迎えることになりました。音頭取りは、大伴金村。
 日本海方面へ田園地帯を抜ける道路を北へ曲がると、三国の町に入りました。といっても、三国の市街地には行かず、丘に上る道を進みます。登り切った所に、目的地「出世山古墳公園」がありました↑。
 復元してある古墳が4つほど。そのうち1基が石室内部に入れますが、崩れていたのをコンクリートで固めたため、遊園地の遊具のような感じがしました。公園の中心にはレプリカ銅鐸があり、鳴らし放題でしたが、詳しい発掘の説明がないため、史跡というより単なる町の公園でした。しかし高台にあるので展望は良く、三国港の方まで見渡せました。三国神社の辺りに振媛の宮殿があったとしたら、出世山古墳群は彼女らの一族の墓地だったのでしょうか。とにかく福井県は古墳群がたくさんあります。
  
 出世山古墳から5分ほどで、東尋坊へ到着。晴れててよかったです。最高の見晴らしです。希少な柱状節理が見れて満足。
 市営駐車場は500円ほど取られますが、奥の方へ入って行くと商店の駐車場がいくつもあり、私は東尋坊まで歩きたくなかったので、東尋坊に一番近い(一番奥の)お店やさんの駐車場に止めました。そこからも雄島や海喰洞(かいしょくどう)が見えました。エレベーターで下へ降りると店の中に出て、正面がすぐ記念撮影場所でした。岩場にはどこにも柵がないので、自己責任で散策です。この日のためにぺったんこの靴を履いて行きましたが、さすがに先端まで行って下を覗くことはできませんでした。ベタな観光名所と侮らず、来てよかったと思える場所でした。
 遮る物がなく、岩からの反射熱もあって、かなり暑い。駐車料金の代わりに店内で冷たい物を買って、一休み。2日目は芦原温泉泊。

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