酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

隠居後の健康診断

2023-10-06 11:45:45 | Weblog
隠居するとほとんどの人が国民健康保険になると思います。
会社員時代は年に1回強制的に検診を受けさせられていたと思いますが、老後は自分で手配する必要があります。

手配といっても自治体から手紙が届くので、その通りに予約するだけです。
(以下は自治体によって大きな違いがありますので、ご参考程度に)


私の自治体ではがん検診と特定健診を無料で行っています。

がん検診は胃がん、大腸がん、肺がん、有料ですが前立腺がんの検査をしています。
胃がんはバリウムなら毎年、胃カメラなら2年に1回。大腸癌は検便、肺がんはレントゲン(一定基準を超える喫煙経験者は喀痰検査が追加)です。

検診の案内は同時に届きますが全部を一気に実施してくれる医療機関がないので、胃カメラとその他を別々に予約を取る必要があり面倒です。

特定健診は40~74歳が対象のメタボに注目した健診だそうです。
身長・体重、血圧、血液検査、尿検査程度で、必要に応じて胸のレントゲンや心電図が追加されます。
検診の案内はがん検診とは別のタイミングで届きます。
いつ届くかは誕生月によって違うそうなので、人によってはがん検診と同時期の人もいるかもしれません。
こちらもがん検診とは別に予約をとって行く必要があります。

つまり、胃カメラ、検便と胸部レントゲン、特定健診と3回それぞれ予約を取って別々に行く必要があるので非常に面倒です。
私のような隠居老人ならどうせ暇なので気にもなりませんが、自営業で国保加入の人は面倒で受けない人も多いのでは。
だって3回も午前中が潰れるのはねぇ。
たぶん役所独特の縦割りのせいなのでしょうけど、国民の健康維持が目的なんですから受けやすくすべきなんですが。

もしも1回で済ませたいのなら、自費で検診する手もあります。
医療機関にもよりますが、だいたい2万円が目安になる感じです。
忙しくて時間でお金を買いたい人は、それも手ではあります。


こういったことも含めて、会社員時代は色々恵まれていたことを気づくことが多くなりました。
どうせ暇なのでどうでもいいのですが、この差は自営業者と会社員の格差でもあります。
年金もそうだけど、もう少し自営業者に手厚くしてもいい気もしますけど、クロヨンなどと呼ばれる税金補足率を改善しないと・・・という気もします。
コメント
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