湘南国際、コース上で自殺車両

今日は湘南国際マラソンだったそうですが、なんとマラソンコース上の車両内で自殺者が見つかったそうです。
硫化水素自殺のおそれがあり、ハーフ、10km、10km車椅子は一時レースを止められたそうです。

秒を争うのがマラソンです。
レース中に止められるとは。
どのぐらい止められたかは報道されていませんが、聞くところでは「話にならない」時間だったそうです。

幸い、メインレースのフルマラソンはスタートが遅れただけで大きな影響はなかったようですが、１０kmとハーフに出たランナーは災難でしたね。

人命が失われたのでうかつなことは言えませんが、大切な会議で急いでいる通勤電車で飛び込み自殺があった時に似ているかな。
ぶつけ先のない怒りというか。

主催者は返金しない旨を発表していますが、まあ仕方がないでしょう。
そこまで主催者に責任を負わせるのは酷だし、そもそも規約上もこの手の事故は主催者に隻はないので返金の義務はないはずです。
主催者発表で「次回開催の当マラソンにおける同カテゴリーへの出走権をご用意いたします」とあるのですが、出走料はタダなのでしょうか、それとも権利だけで費用は別なのでしょうか。
いずれであっても、主催者としては十分な対応だと思います。
（現場での説明などがどうだったかはわかりませんが、事後処理としては十分だと思います）

主催者の肩を持つなと叱られそうですが、私はこの大会は大嫌いですので肩を持つ気などさらさらありません。
コース誘導ミス（数年前に千葉マリンであった）や距離が足りなかったなどのミスはともかく、コース上で自殺者などというものまで主催者に責任を取らせるのはやりすぎです。


しかし、なんとも後味の悪い出来事でしたね。



大会HP


大会遅延に関してのお知らせ

大会開始（出走）直前に、コース上である西湘バイパス下り（大磯町国府本郷付近）に不審な車両が発見されました。車内には、消防の検査の結果、硫化水素とみられる液体と人が発見されました。
有毒性の恐れがあるため、消防隊の協力のもと車両のレッカー移動及び液体の処理作業を開始。安全確保のため、ランナーの皆様には作業完了まで走行を停止して頂きました。
処理が終了し安全確認完了後、走行再開となりました。
その結果、下記の影響が出ました。

フルマラソン　　　　5分遅れスタート（9時05分スタート）　
ハーフマラソン　　　途中、一時走行停止　
10km　　　　　　　 5分遅れスタート(9時55分スタート)　途中、一時走行停止
10km車いす　　　　 途中、一時走行停止


大会にご参加のランナーの皆様、並びに関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ございませんでした。
ランナーのみなさま、安全確保作業へのご協力ありがとうございました。

湘南国際マラソン実行委員会事務局
ハーフマラソン、１０km、１０km車いす　参加ランナーの皆様へ

このたびの大会運営に関しまして、まことにご迷惑をおかけしました。
ランナーの皆様におかれましては、残念な結果となりました。
大変申し訳ございませんでした。

参加者及び関係者、近隣住民の方々の人命優先と安全確保のための一時走行停止に
ご協力頂きまして本当にありがとうございました。

今回「ハーフマラソン」「１０km」「１０km車いす」参加ランナーの皆様におかれましては、次回開催の当マラソンにおける同カテゴリーへの出走権をご用意いたします。
尚、申込み方法につきましては、後日お知らせさせていただきます。

大変申し訳ございませんが、参加料・手数料の返金に関してはご希望にそえません。
ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

湘南国際マラソン実行委員会事務局