酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

たばこ屋廃業

2010-03-14 09:01:12 | Weblog
前にもちらっと書きましたが、某繁華街でタバコ自販機を置いている知人がいますが、とうとうタバコの小売りを廃業するそうです。
タスポカード以来の落ち込みが激しく、タスポ前の2割弱しか売れなくなったそうです。
いくら今までがよく売れていた場所とはいえ、売上が8割以上減ったら続ける意味はないですよね。
自販機一台の売上が100万以上あったらしいのですが、それが20万円に届かない状態では、廃業やむなしでしょう。
タバコはマージン率が1割、数台設置していていい稼ぎをしてくれていた自販機も年度末で撤去するそうです。

本来、タスポカードはタバコ自販機を生き残らせるための仕組みでした。
未成年者喫煙防止の大きな障害はタバコ自販機、だからタバコ自販機を無くそうという世間の流れを止めるために、タバコメーカー各社が知恵とお金を出し合って作ったシステムです。
全国の自販機を改造するなどの設備投資は莫大な金額だったはずです。
そこまでしてでもタバコ自販機を守りたい、それだけタバコは自販機での売上が大きい商品でした。
そのタスポカードが自販機でタバコを売っている人の首を絞めることになるとは…。

タスポカードがこんなに嫌われるとは思いませんでした。
私が喫煙者だたころなら、一も二もなくカード作ったと思うけどなあ。
まあ一日3箱以上吸っていたから、切実度がちがうというのが大きいけど。
私の周囲の喫煙者でもカードを持っている人は少数派、みんな面倒だから作る気はないと言っています。

今年はタバコの値上げで売上は下がるでしょうから、タバコ小売りからの撤退としてはいいチャンスなのかもしれませんね。
ちなみに廃業時に余ったタバコは数割の手数料を払って返品するそうですので、売り尽くしてから廃業しないと損するそうです。
(300円のタバコは270円で仕入れるが、廃業時は270円の数割の手数料が取られて損をする。実際はタバコ税とか消費税とかがあるので、もっと複雑な数字だそうですが。)
コメント (2)
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