昨夕から冷え込みが強まり、深夜の星もハッキリ見え・・・これは早朝の幽玄の世界と光芒が期待できそうだ。
上手くいけば、「かぎろひ現象」が見られるかも・・・・。
そんなことを思うと・・・4時過ぎから目が冴えて・・・眠れません。
5時頃に起床。
目指すは、宇陀市本郷。
5時50分・・・薄紫色の空が広がっています。撮っている人は誰も居ません。ひと気がないと・・余計に寒さを感じます。
でも・・・「かぎろひ」を独り占めできるかもと・・・・・・胸が高まります。
ところが、撮り始めてすぐに、流れの早い雲が次々と現れて・・・残念ながら、尾根全体に雲が漂い始めてしまいました。
もっと早く来ておれば・・・かぎろひ現象に出会えたかも知れません。またしても残念!!
しばらくすると、昇る太陽光が、周りの雲を真っ赤に染めはじめました。まあ、これはこれで綺麗です。
今の時期、陽は高見山の南側に出てくるはず・・・・やがて、稜線が一段と輝き始めます。
オレンジ色を輝かせて顔を出し・・・アッという間に浴びせはじめました。
射し込む光を避けてレンズを向けた山並みは、光の旋律を奏でているようでもあり・・・踊っているようでもあり、とても綺麗です。
また、角度を変えた光景は、水墨画の世界です。何度見ても厭きません。
撮るのを忘れて、見入ってしまいました。
▲5:50 これは、もしかすると「かぎろひ現象」に逢えるかも・・・と、期待したのだが・・・。
▲6:00 次々と雲が現れて・・・。その雲に光が当たり・・・これはこれで綺麗です。
▲6:35 いよいよ尾根に光芒が・・・。
▲6:42 顔を見せ始めました。
▲6:48 太陽を1000分の1のシャッタースピードで撮ると・・・
▲6:54 オレンジ色の光が旋律となって・・・・・・・。
▲7:27 本日最後の1枚です。水墨画の世界です。