スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

光の旋律・・・本郷にて

2011-11-21 15:46:52 | 出来事


昨夕から冷え込みが強まり、深夜の星もハッキリ見え・・・これは早朝の幽玄の世界と光芒が期待できそうだ。
上手くいけば、「かぎろひ現象」が見られるかも・・・・。

そんなことを思うと・・・4時過ぎから目が冴えて・・・眠れません。
5時頃に起床。
目指すは、宇陀市本郷。

5時50分・・・薄紫色の空が広がっています。撮っている人は誰も居ません。ひと気がないと・・余計に寒さを感じます。
でも・・・「かぎろひ」を独り占めできるかもと・・・・・・胸が高まります。

ところが、撮り始めてすぐに、流れの早い雲が次々と現れて・・・残念ながら、尾根全体に雲が漂い始めてしまいました。
もっと早く来ておれば・・・かぎろひ現象に出会えたかも知れません。またしても残念!!

しばらくすると、昇る太陽光が、周りの雲を真っ赤に染めはじめました。まあ、これはこれで綺麗です。

今の時期、陽は高見山の南側に出てくるはず・・・・やがて、稜線が一段と輝き始めます。
オレンジ色を輝かせて顔を出し・・・アッという間に浴びせはじめました。

射し込む光を避けてレンズを向けた山並みは、光の旋律を奏でているようでもあり・・・踊っているようでもあり、とても綺麗です。
また、角度を変えた光景は、水墨画の世界です。何度見ても厭きません。
撮るのを忘れて、見入ってしまいました。


▲5:50 これは、もしかすると「かぎろひ現象」に逢えるかも・・・と、期待したのだが・・・。


▲6:00 次々と雲が現れて・・・。その雲に光が当たり・・・これはこれで綺麗です。


▲6:35  いよいよ尾根に光芒が・・・。


▲6:42  顔を見せ始めました。


▲6:48  太陽を1000分の1のシャッタースピードで撮ると・・・


▲6:54   オレンジ色の光が旋律となって・・・・・・・。


▲7:27  本日最後の1枚です。水墨画の世界です。



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする