スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

長岳寺のカキツバタ

2011-05-14 15:31:55 | 出来事

昨日、CTの精密検査を受け、その結果が出た。何とか大事には至らず、投薬でしばらく様子をみることに・・・。
ガン細胞も無く・・・ホッとして、気分的にラクになった。

まあ、年とともにクスリの種類と量が増えて・・・お腹が一杯になるほどに・・・・困ったものです。

何とか一安心・・・。途端に元気が出てきて・・・今朝、目覚めたのは5時。
気晴らしに、早朝の『長岳寺』に向った。
既に、門前からの参道に咲く古木のツツジは、一昨日の雨と風で終わっていた。
境内のツツジも終わり、カキツバタとオオデマリが見頃です。





















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葉にトゲのない柊(ヒイラギ)の実

2011-05-11 18:57:07 | 出来事


近くのお寺の境内での出来事。

最初、見た時、これって何の実?? と、思った。
実は、1.5cmほどの紫色がかったタマゴ形。
葉っぱは楕円形で少し厚みがあって、緑色。

実の成る木を見ると、なんと柊(ヒイラギ)だ。
かなりの古木で幹は直径20cmほど、樹高は2mほど。幹から伸びた枝には、このトゲの無い葉っぱが・・・。でも、もう一つの枝には、トゲのある葉もあって、ここにも実が成っている。

もちろん、ヒイラギの実を見るのもはじめてで、葉っぱの丸いヒイラギを見るのもはじめて。

調べると、ヒイラギは若木の間は葉にトゲがあり、古木になると葉にトゲが無くなるという。
人間と同じなのかなぁ・・・なんて、思ったりするが・・。すべてがそうなるとは限らないから・・・よけい人間とおんなじ。

でも、若いときから葉が丸くて先端だけ尖った葉をつける「ヒトツバヒイラギ」というのがあるらしい。
また、葉が円状でトゲの無い葉をもつ「マルバヒイラギ」もある。
そして、葉が亀甲状で、トゲの無い角ばった葉をつける「キッコウヒイラギ」というのもあるという。
「ヒイラギモクセイ」というモクセイ科もあって、ヒイラギとギンモクセイの交配種もある。
「セイヨウヒイラギ」・・・クリスマスホーリーと言われるものもある。これはモチノキ科であって実は赤くなり、ヒイラギ科ではない。

トゲトゲを取った丸い葉っぱになれば、ヒイラギの名を返上しなければならないのでは・・・。
葉のトゲに触れるとヒリヒリ痛むことを「ひびらぐ」と表現し、それが転訛して「ヒイラギ」となったのだから・・・。

わが家にも、ヒイラギはあるが、実を付けない種類らしい。花が咲けばその甘い香りがするため知っているが実は見たことなく・・・今日、新しい発見となった。


▲最初に見た実と葉っぱ・・・これって、何の実??


▲周りの葉っぱは、少し虫に食べられていて変形しているが・・・それでも丸い葉だ。


▲少し離れた枝にも同じ実が成っている・・・・でも、葉っぱはトゲトゲのある「ヒイラギ」だ。







 

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著莪 (しゃが)の咲く小路を行くと、山藤に出会った。

2011-05-10 18:27:55 | 出来事

蒸し暑く、今にも振り出しそうな空。
久しぶりにカメラを持って散歩。

向かうは、舒明天皇陵から鏡王女墓を通り「奥の谷」へ・・。
途中、舒明天皇陵の横にある鏡王女の万葉歌碑が建つ小川に「著莪 (しゃが)の花」が咲いていた。
この辺りに自生していて、杉木立に覆われた薄暗い中で、その白い花は目立っていた。
歌碑の前に著莪 ・・・絵になっている。

「著莪」の漢字は、これ以外に「射干」「胡蝶花」などもあるそうだ。





鏡王女墓に自生している「ナナミノキ」の蕾が大きくなっているのを確認し、更に奥に進みます。
小路の右手にある山裾に目を凝らしながら、進みます。

オッ!! 紫色の藤の花が見えてきました。かなり古木のようで・・・周りの木立に覆いかぶさっています。
ちょうど、満開の見頃!! 
まずは、遠景から・・・。



そして、伸びた草の中、田圃の土手に沿って・・近づきます。



藤の真下まで行くことが出来ず、200mmで覗いてみた。根元は見えず確認出来なかったが、かなりの古木のようだ。
何十年の古木となっているかもしれない。



更に近づいて撮ったのが、この写真。綺麗な藤色だ。
と、ここで、ポツリポツリ・・・と降ってきた。

慌てて・・・帰ることに・・・。
帰り道、足下に藤の花が散っている。道を覆っている木々の上に「藤の花」があるのだろう。
来る時は、対面の山ばかり見ていたため、頭上には気付かなかった。

ちょうど、鏡王女墓から振り返ると、木々の上に、これも見事な「山藤」が・・・。
雨が本降りとなってきて・・・傘を差しながら撮ってみた。
雨脚が写って・・見にくいが・・・仕方ない。



ますます雨がひどくなってきた。

おっと、また見つけた。舒明天皇陵の駐車場横の小路の山裾に「山藤の花」・・・。
これも傘を差しながら・・・アップで撮った。



雨に濡れて、紫色の花や葉っぱの緑色が鮮やかだ。
花を撮るには、雨の時がいい・・・と言われるのも納得できる。

鬱陶しい梅雨を迎える前に、もう少し、ウロチョロしたいものだ。


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スズランのスカートの中を覗くと・・・・・

2011-05-09 13:13:22 | 出来事

昨日、紹介した庭の花・・・まだ、残っておりました。


▲ハナミズキの木の下で、ひっそりと咲いていました。
撮っていると・・・甘い香りが漂ってきます。


▲鉢を持ち上げて・・・スカートの中を覗いてみました。このようになっているのですねぇ。


▲「ツボサンゴ」。今年は、咲かないのでは・・・と思っていたところ・・・あっと言う間に、花が咲きました。


▲「エニシダ」。庭一番の元気モノです。少しぐらい水を与えなくても・・・花を見せてくれました。


▲「ヤマボウシ」です。今年は、元気、良さそうです。


▲花のように見えるのは「総苞」。この「総苞」の色が、黄緑色から白色に徐々に変わってきています。夏になれば、真っ白になって・・・雪が積もったようになるのです。


▲この写真では、陽ざしを浴びて総苞が白く見えますが・・・現物は薄い黄緑色をしています。
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庭の花

2011-05-08 11:25:03 | 出来事

最近、体調を崩し・・・遠出が出来なくなったため、近場をウロウロしております。

ということで、庭に咲く花を・・・。
いつも代わり映えしなくて・・・お恥ずかしいのですが・・・。


▲「老鴉柿(ロウヤガキ)」と「モモイロタンポポ」。モモイロタンポポは、昨年、昨日紹介の金剛寺で分けて貰ったもので、今年、わが家の庭で咲いています。


▲「ホソバテンナンショウ」と「ユキモチソウ」。ホソバナンテンショウは、昨年、山で採って来たものを鉢植えしておいたもの。ユキモチソウは、3年前に吉野で買ってきたもので、今年は3株のうち2株が姿を見せてくれました。


▲「長寿桜」と「オオデマリとヤブデマリ(上)」。長寿桜は満開です。鉢植えのヤブデマリ(上)の株の横にあった木に今年、花が咲きました。なんと、オオデマリの花です。なんだか得した気分です。


▲「イキシア」と「山査子(サンザシ)」。背高ノッポのイキシアは、風に揺られて・・・ユーラユラ。サンザシは、昨年の猛暑で枯れたかと思っていたが・・・何とか花を咲かせてくれました。元気な木です。


▲「四季咲き木犀」と「姫緋扇(ヒメヒオウギ)」。木犀(モクセイ)は、年に4回咲いてくれます。花は小ぶりですが・・いい香りがします。ヒメヒオウギは、今年、カミさんが金剛寺で買ったもの。見た目にはか弱そうですが庭に繁殖しそうな気配を感じる丈夫そうな花です。


▲「ブルーベリー」と「ヒョウタンボク」。このブルーベリーは鉢植えです。そろそろ露地植えにしなければ・・・と思っています。でも、この可愛い花を間近で見たいもので・・・。ヒョウタンボクの真っ赤な実は昨年紹介したが、この花は初めて。


▲「コデマリ」と「キンセンカ」。このコデマリ・・・刈り込んでも・・・しっかり花が咲きます。キンセンカ・・・花が黄金色で花は盃の形・・・まさにその通り・・・元気な色です。


▲「ジャーマンアイリス?」と「リナリア(姫金魚草)」。菖蒲(アヤメ)かカキツバタかそれとも花ショウブか・・・どうも見分けが難しい。でも、アヤメは乾燥地で育つから・・・これは菖蒲(アヤメ)だろう。英名はiris。ジャーマンアイリスは背丈が70cm以上のものを言うらしいから、コレは「ジャーマンアイリス」かな?


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