スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

奈良県の巨樹・巨木② 大神神社の杉

2007-02-13 22:45:36 | 奈良県の「巨樹・奇木」シリーズ
№② 大神神社(三輪神社)の「巳の神杉」

三輪山の杉は、神木となっている。神の宿る杉であるから手を触れてはならないのである。というか、神の山に入ることも出来ず、山全体を眺めることになる。

大神神社は、本殿を持たず拝殿、三つ鳥居を通して三輪山を拝む原始信仰の形を保つ日本最古の神社である。

大神神社と書いてオオミワジンジャと読む。「神」の字をミワと読むのは、「三輪山は神である」、また、「神は三輪山である」という、この二つが密着してミワと「カミ」が同意義となり、「神」という文字さえもミワと読むようになったという。

神社の大きな杉の木には、由緒ある名前が付けられ、衣掛杉(ころもかけ)、二本杉(ふたもと)、門杉(かど)、伐掛杉(きりかけ)、飯杉(いい)、緒環杉(おだまき)などがあり、「三輪の七杉」と呼ばれていた。これらは神の山に育ち、古杉となっていたはずである。

この「三輪の七杉」も、神社の方によると、台風等の被害で現在は2~3本になっているという。どの杉が何処に残っているのか、再び植栽されたのか聞き忘れた。

そのうちの1本が、拝殿の前にある「巳の神杉」と呼ばれる巨樹である。この杉の木だけが、唯一写真に写せるのだ。

600年以上の古杉で根元に空洞が出来ており、そこに巳(白蛇)さんが棲んでいるということから、好物とされる卵とお酒が供えられている。


拝殿の前にある「巳の神杉」。

「巳の神杉」。江戸時代には「雨降杉」とあり、雨乞い祈願の時にこの杉にお詣りしたとか。


根元の空洞には、巳さん(白蛇)が棲み付いているため、卵とお酒が供えられている。


三輪山をバックに建つ「大鳥居」。高さ32.2m。地下26mまで鉄筋コンクリート杭4本打ち込み。重量180トン。耐久性1300年。

クリスマスローズの花畑

2007-02-13 14:19:13 | 出来事
庭の一角に植えたクリスマスローズの蕾が膨らんできた。
1本の茎から20個ほどの蕾。
また、新しく植えた苗からは、地面すれすれに蕾が・・・。

花は下向きに咲くため、直植えだと花は見えないのだ。
来年は、鉢植えにしなくちゃ。


太い茎1本から蕾が20個ほどが・・・。グリーンぽいなぁ。どんな花が咲くのかな?

地面スレスレに蕾が・・色はバイオレットローズのようで・・・。

2㎡ほどのクリスマスローズの花畑。

奈良県の巨樹・巨木 ①

2007-02-12 23:57:26 | 奈良県の「巨樹・奇木」シリーズ
新しい連載企画として、今回から不定期で奈良県内の巨樹・巨木を訪ね、その佇まいを収め紹介することにした。

県下には、ある資料によると140本近くもあるという。どれだけ紹介できるか、はたまた続けられるか不安でもあるが・・・・。

何れの樹木も、何百年にも亘って無事生きながらえてきた。そしてこの地を見守ってきた。その凄い生命力・パワーを貰いたいと思っている。

いよいよスタート。始めたからには何とか全ての樹木に直接手で触れ「ご苦労様」といって撫でてやりたい。



 №① 「忍坂山口坐神社」の楠の木

まずは自宅近くのこの神社境内にある「楠の木」。 この樹は二代目の巨樹として有名で、初代の楠の木は室町時代の1397年将軍足利義満が京都に金閣寺を建てる際、天井板を一枚張りにするために供出されたと言い伝えられている。

・市指定
・推定樹齢 600年
・樹高30m 幹周り8m 
・樹の特徴 根元から2m位のところで二股になっており、苔に覆われた股のところに南天が生えている。今も樹の勢いは盛んで、そんなに広くない境内の森に枝をかぶせ20m四方に伸ばしている。


初代のクスノキは金閣寺天井一枚板にも使われた。今の樹は二代目なのだ


樹高30m、大きな枝を20m四方に伸ばし、境内を覆っている。


「忍坂山口坐神社」は250坪程度の境内。この境内中央に「巨樹・楠の木」がデンと構えている。


春を呼ぶ花

2007-02-11 18:23:32 | 出来事
ホームセンターに立ち寄った際、私は蕾の付いたボケ(木瓜)の木を、カミさんはラナンキュラスの花を買った。

ボケの花は、札に「国華」という名前が付いていた。大層な名前である。少しピンクがかった蕾が開花したらどんな色になるのだろうか、楽しみである。盆栽に仕立てようと思っているのだが・・・。

ラナンキュラスの花(キンポウゲ科)は、クラフト紙で作った幾重にもなった八重の花弁が綺麗で、何故か得した気分になる花である。芍薬や牡丹の花弁に似ている。
カミさんは、仏花として庭の一角に直植えにした。

どちらも春を呼ぶ花なのである。

ボケの木

ラナンキュラスの花。八重の花弁が綺麗だ。

雛飾り

2007-02-09 23:10:59 | 出来事
今日、雛人形を飾った。
毎年、カミさんが飾っていたのだが、今年は私が担当。

この雛人形は、30数年前の娘のものだ。殆ど揃っているが、小物が幾つか不足している。

どうも、ひな壇の配列がオカシイ・・・。持たせる小物もハッキリ解らない。飾りつけのパンフが行方不明のため、適当に配置。小物も適当に持たせた。まぁ、何処に誰がいたって、いいじゃないか。

明日、孫娘達が来る。2歳の孫娘はこの雛人形と始めて対面する。この人形をオモチャにしないよう気をつけねば・・・。


いつもコメントを頂く、aiaiさんのブログに「雛祭り考」が詳細に記されているので、ご紹介したい。従ってここでは省略する。

(http://pub.ne.jp/blogaiai/?entry_id=518437)


内裏雛。


適当に飾ったのだが・・・まぁ、いいか。桃の花も飾らねば・・・。