№② 大神神社(三輪神社)の「巳の神杉」
三輪山の杉は、神木となっている。神の宿る杉であるから手を触れてはならないのである。というか、神の山に入ることも出来ず、山全体を眺めることになる。
大神神社は、本殿を持たず拝殿、三つ鳥居を通して三輪山を拝む原始信仰の形を保つ日本最古の神社である。
大神神社と書いてオオミワジンジャと読む。「神」の字をミワと読むのは、「三輪山は神である」、また、「神は三輪山である」という、この二つが密着してミワと「カミ」が同意義となり、「神」という文字さえもミワと読むようになったという。
神社の大きな杉の木には、由緒ある名前が付けられ、衣掛杉(ころもかけ)、二本杉(ふたもと)、門杉(かど)、伐掛杉(きりかけ)、飯杉(いい)、緒環杉(おだまき)などがあり、「三輪の七杉」と呼ばれていた。これらは神の山に育ち、古杉となっていたはずである。
この「三輪の七杉」も、神社の方によると、台風等の被害で現在は2~3本になっているという。どの杉が何処に残っているのか、再び植栽されたのか聞き忘れた。
そのうちの1本が、拝殿の前にある「巳の神杉」と呼ばれる巨樹である。この杉の木だけが、唯一写真に写せるのだ。
600年以上の古杉で根元に空洞が出来ており、そこに巳(白蛇)さんが棲んでいるということから、好物とされる卵とお酒が供えられている。
拝殿の前にある「巳の神杉」。
「巳の神杉」。江戸時代には「雨降杉」とあり、雨乞い祈願の時にこの杉にお詣りしたとか。
根元の空洞には、巳さん(白蛇)が棲み付いているため、卵とお酒が供えられている。
三輪山をバックに建つ「大鳥居」。高さ32.2m。地下26mまで鉄筋コンクリート杭4本打ち込み。重量180トン。耐久性1300年。
三輪山の杉は、神木となっている。神の宿る杉であるから手を触れてはならないのである。というか、神の山に入ることも出来ず、山全体を眺めることになる。
大神神社は、本殿を持たず拝殿、三つ鳥居を通して三輪山を拝む原始信仰の形を保つ日本最古の神社である。
大神神社と書いてオオミワジンジャと読む。「神」の字をミワと読むのは、「三輪山は神である」、また、「神は三輪山である」という、この二つが密着してミワと「カミ」が同意義となり、「神」という文字さえもミワと読むようになったという。
神社の大きな杉の木には、由緒ある名前が付けられ、衣掛杉(ころもかけ)、二本杉(ふたもと)、門杉(かど)、伐掛杉(きりかけ)、飯杉(いい)、緒環杉(おだまき)などがあり、「三輪の七杉」と呼ばれていた。これらは神の山に育ち、古杉となっていたはずである。
この「三輪の七杉」も、神社の方によると、台風等の被害で現在は2~3本になっているという。どの杉が何処に残っているのか、再び植栽されたのか聞き忘れた。
そのうちの1本が、拝殿の前にある「巳の神杉」と呼ばれる巨樹である。この杉の木だけが、唯一写真に写せるのだ。
600年以上の古杉で根元に空洞が出来ており、そこに巳(白蛇)さんが棲んでいるということから、好物とされる卵とお酒が供えられている。
拝殿の前にある「巳の神杉」。
「巳の神杉」。江戸時代には「雨降杉」とあり、雨乞い祈願の時にこの杉にお詣りしたとか。
根元の空洞には、巳さん(白蛇)が棲み付いているため、卵とお酒が供えられている。
三輪山をバックに建つ「大鳥居」。高さ32.2m。地下26mまで鉄筋コンクリート杭4本打ち込み。重量180トン。耐久性1300年。