スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

藤の花に囲まれ、千の手、千の眼が・・

2007-05-01 07:43:50 | 西国三十三箇所めぐり
<5番札所 紫雲山葛井寺>   * 「藤」や「葛」でもなく、表示不可。


住所:大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21

古代氏族葛井氏の氏寺として、7世紀後半の白鳳時代に建立。
藤井寺駅から5分、昔近鉄バッファローズの本拠地であった藤井寺球場がすぐ近くにあり、街の中に建つお寺である。

本尊は、日本最古の天平時代作の仏像、十一面千手千眼観世音菩薩で、中が空洞の脱活乾漆造りで、国宝に指定されている。
毎月、18日に開扉され、その美しさで多くの方を魅了し続けている。

お寺の名前の由来をお寺の方に尋ねると、百済の王族・葛井氏が興したことからと言われていた。
また、現在の藤井寺市の名前は、大和在住の藤井安基という人が葛井寺の荒廃を嘆き、その復興に尽力したことから付けられたとか。
街の中に建つ、お寺だけあって、西門の軒下まで露天の園芸用品の売り場となっていた。実におおらかというか大阪ならではである。







コメント (6)
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