いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

こだまでしょうか

2011年04月05日 07時56分43秒 | 兎に角書きたいの!
 「遊ぼう」っていうと
 「遊ぼう」っていう。

 「馬鹿」っていうと
 「馬鹿」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと
 「遊ばない」っていう。

 そうして、あとで
 さみしくなって、

 「ごめんね」っていうと
 「ごめんね」っていう。

 こだまでしょうか、
 いいえ、誰でも。  詩人金子みすヾ作

   みすヾさんに魅せられて  石井ふく子演出家・TVプロデューサー
 ある日、テレビトーク番組に出演して、金子みすヾと云う詩人の生涯をとり上げたのが、みすヾさんとの初めての出合いでした。
 みすヾ作品とその人となりを知ってドラマ化したいと思い始め資料を集めていると、みしゞさんと私の母が同じ年、お嬢さんのふさえさんと私が同じ年に誕生していることでした。不思議なめぐりあわせというのでしょうか?二人ともひとりっ子で、子供のろ「ふうちゃん」呼ばれて、滅多にない偶然が重なっていました。そして念願叶って、ドラマ化が決定し、みすゞさんと出会って9年がかりの夢が実現したのです。2001年TBS50周年記念ドラマ「明るいほうへ明るいほうへ」が松たか子さん主演で放送されました。。みすゞさんに魅了された私は、オナジ年東京芸術座で母から見たみすゞ「空のかあさま」を上演することが出来思いがけないすてきな、嬉しい出合いです。

 大超地震、津波でCM放送を自粛しTV放映は、上記の詩を流しお馴染みとなった金子みすゞの「こだまでしょうか」の思いを石井ふく子女史がみすゞ没後80年展にて寄せた文章である。

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