いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

ダンスバス旅行!

2009年06月17日 10時12分28秒 | シルバー社交ダンス風景
 昨日一泊のダンス旅行に出かけた。ホテルは「鹿島セントラルホテル」参加者28名。行きにあやめ祭り、400年続く愛友酒造に寄りタンクから注がれるお酒をを求めホテルで味わった。大吟醸でこの酒蔵一番の美酒であろう。

 ホテルに到着ご2時間ほどのフリーダンスタイム。お決まりの宴会、カラオケと続きダンスタイム。色とりどりの衣装が舞う中で「ふれあいダンスタイム」を設けての交流!

 二次会はそれぞれの部屋で行われ午前2時まで歓談が続いた部屋もあった。翌日は観光タイム。犬吠埼、地球が丸く見える丘展望館、ヒゲタ正油では「生卵かけご飯用正油を購入」、鹿島神宮と観光地をめぐるごとに手荷物が増えていく。

 幸い両日とも曇りで最適な天候であった。鹿島神宮では見るものが多く1時間半の余裕を持った。鹿島神宮は神武天皇元年に社殿を造立されたとあり格式のあるお宮である。
 境内の博物館には、日本最古で最大(704年・全長3m)「直刀」国宝は見ものである。またお宮には「御手洗池」があり神職の禊の場とされ鹿島の七不思議のひとつとされている。池の中に鳥居があり両面から何百年の大木が池を覆う。幻想的な風景である。

 大鳥居を入った左側に万葉歌碑(巻20)がある。
「あらふれり鹿島の神を祈りつつ皇御軍(すめらみくさ)にわれは来にしを」

 この歌は、755年常陸国から派遣される防人(大陸から侵攻に備えて、筑紫、壱岐嶋、対馬嶋、を守った兵士)の那珂郡上丁大舎人部千文(かみつよぼろおおとねりべのちふみ)が詠んだ歌である。
 鹿島の神に武運の長久と、道中の平安を祈って鹿島立ちした防人の心を詠んだ歌として有名である。

 このため現在まで長途に発つことを「鹿島立ち」といって、前途を幸わう言葉として知られている。また宮内は何百年の大杉が立ち並び心静かに散策した。ダンスと観光の組み合わせは我々シルバーにとってとてもいい企画である。全てを企画立案運営された幹事さんに感謝する。我々のダンス旅行のモットーは「元気に出発して元気に戻る」である。横浜に着き雨がぱらぱらと降ってきたが満足のダンス旅行であった。

 

 
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