四つ葉のクローバー！

　我が家にはクローバーの一鉢がある。昨年スーパーで私が求めたものである。先日「おとうさ～ん！」と言いながらクローバーの鉢を抱え五葉を持つ一茎をほらぁ～と見せてくれた。クローバには葉の数で色々なたとえ言葉がある。

　自然交配でクローバーの葉の数を増やすことに取り組んでいる岩手県花巻市の農業小原繁男氏（８３）は、２００２年に１８葉でギネスに認定されている。ところが２００８年５月に２７葉を持つクローバーを見つけた。

　小原さんは、１９５１年に約６割が四つ葉以上のクローバーの株を偶然に見つけた。その後、葉の数の遺伝性を研究し、自宅のクローバー畑で自然交配を続けてきている。

　その努力の結果はとんでもない数を持つクローバーを生み出した。２００９年５月に何と５６葉を持つクローバーを発見したのである。小原氏は、世界記録としてギネスに申請するそうだ。幸福のシンボルとされる「４つ葉」の１４倍の御利益が期待されている。

　クローバーにはその葉の数によっていろいろな言葉が添えられている。
＠　三つ葉…キリスト教では、父（天帝）、子（キリスト）、聖霊の三位一体を説くのに三つ葉のクローバーを使っている。

＠　四つ葉…幸運に恵まれる。

＠　五つ葉…金運

＠　六つ葉…地位運

＠　七つ葉…九死に一生を得られる運

またクローバーの葉１枚１枚にも意味があるそうだ。「満ち足りた愛」・「健康」・「富」・「名声」とさらに４枚揃って「真実の愛」を示し、幸運をもたらすと言われているそうだ。

　先日、株式会社光彩工芸作成のオリジナルジュエリー「幸せの象徴四つ葉のクローバーシルバー３ＷＡＹキューピックペンダント」を妻にプレゼントした。「しあわせ」をテーマに作成したようだ。妻は喜んで着用してくれた。

　我が家のクローバーももしかして五つ葉以上の葉数を持ったクローバーが誕生するかもしれない。注意深く育成し発見に努めたいがどうだろうか。今は四つ葉をもつクローバーを探し本に挟み「四つ葉」のしおりを作っている。幸せがたくさん集まるようにと！