昨日98歳にになるおばあさんとお話をした。元気に一人で働いている。健康で杖を使用しているが歩くのは早い。お話しをすると次から次へと話題が変わるが究極は若くして亡くなった息子さんの話になる。とても優しい子だったと。
話しながらおばあさんの結婚に至る経緯を聞いてみた。「お見合いでも恋愛でもない訪問婚ですよ~」と言われた。明治時代のことで、親から○○さんの家に行ってごらんと言われ何も分からずに訪れた。そこには何人かの人がいたそうだ。
それで結婚が決まったと言う。21歳のときだった。結婚式のときは雄蝶雌蝶のお酌で三々九度を行ったと。そういえば私もその役目を務めたことがあった。結婚5年目に長男が誕生し2年後に長女が誕生、8年目にご主人は出征し戦死されたとのことである。
結婚生活僅か8年間。以後彼女一人で子供を育て上げた。今こうして元気に働いている彼女を見るとその生き方はすべてが前向きである。
この前向きな生き方に共鳴し私もそうありたいと明るい方向へ!明るい方向へと気持ちを切り替えながらそして感謝しながら日常生活を送っている。