いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

教師を続けられるこの異常

2006年10月16日 10時33分39秒 | 兎に角書きたいの!
 北海道滝川市の小学校の教室で昨年9月に首吊り自殺した6年生の少女。原因は「いじめ」でありそうとの期間その状況にあった。これを担当教師は見てみぬ振りをしてきた。
 そして、福岡県筑前町、町立三輪中学校の男子(13)が「いじめ」を苦に自殺してしまった。原因は、担任教師が率先していじめの素地を作っていたのである。そしていじめは教師の一連の発言によって引き起こされたことを認識しいた。
 「いじめ」の状況を克明に調査する必要がある。特に、教師の素養についてである。この教師は何歳だろうか・この教師が育った教育環境はどであったのか・教育履修時の態度、生活環境はどうであったのか・教師採用時の採用ポイントはなんであったのか・家庭環境はどであったか・どのような性格性質であるかなどを。断じて許せない教師である。早晩退職するであろうと思うがそれだけではすまない責任をこれからどう償っていくか。ご両親の心情を思うと悲しくて悲しくて、それに引き替え「いじめ」を誘発させた先生、学校の環境などを考えると、これからは本当にしっかりと「教育再生」にむけての建て直しを図らないととんでもない国になってしまう。昔黄金ジパングであったこの国が鬼が島ジパングになりかねない。
 安倍総理が推進する「教育再生会議」のメンバー17人の内にワタミ社長・渡辺美樹氏がいる。その信条とするところを語っている。
「教職員の意識改革を問いたい。教師は365日、24時間、教師であることを意識してほしい。子供が望むなら夜遅くまで補修や部活動に付き合う。学校5日制で教師に週休二日とらせるのは反対。そこまでしたくない人は辞めてもらったり、評価を低くすればよい」「研修を受ければ済むような更新性はだめ。問題教師をクビにするぐらいでないと。」…今の教育は死んでいる。
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だけど、自分たち年代の先生像は神様であった。それほど子供教育に熱心で子供もそれに従っていった。今の個人の権利過大な尊重、自主性を重んじ、責任を回避して権利ばかり主張する社会環境などさまざまな問題が絡んで今日の教育制度が動いている。いろいろ考えていくと何から手を付けたらいいのか分からなくなる。
 その意味で「教育再生会議」の進行に期待したい。それにしても問題教師に対する対応、処分は大甘である。先ずは、何事にも「責任」をとれる人物の育成が教育界に限らず日本人として必要だと感じている。
 両親は「教師が率先していじめていたとすれば、絶対に許すことができない。すべての真実を知りたい」と                合掌
コメント
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