産婦人科

　もう３０年ほど前になろうか「堀病院」はとてもいいとの評判は聞いていた。
だが出産数が全国でも最大級の病院とまでは知らなかった。
　過日、この病院が無資格助産師による違法行為を行っていたことで「保険師
助産師看護師法」違反容疑で捜査がなされたとの報道にも驚いた。医院長は
「医師、助産師の数が足りず、法に基づいて助産行為行為をすることに限界が
あった……」と釈明している。
　私は、自宅で産婆さんに取り上げられ命名も産婆さんによるものと母親から
聞いていた。
　普段は電車内などのつり広告を余り意識せずに眺める程度だったが、ある広
告が目に止まった。

　　　　　看護師募集
　港町横浜であたらしいナースキャリアデザインを
　　横浜市民病院
　募集　9/3(日） 10/1（日） 11/26（日） 1/28（日）

　だけどこの世の中変な法律が出来たもんだ。これが時代の趨勢だなんてこの
世の中どんな潮流が流れているのだろうか。
　看護師はやっぱり看護婦さんがいい！
　助産師はやっぱり助産婦さんがいい！
この世の中潤いが沢山あったほうがいいだろうに。この呼称が差別になるのだ
ろうか。個人情報保護法も別な方向に流れている。列車事故などで病院に収容
されている人の名前は警察に対してもお伝えできないと拒否する。それなりの
手続きをとってからお伝えすると。法律の運用は難しい。やはりここは、当事
者の判断力と責任感が求められる。と言ってもこの世の中人の考え方は多様で
それこそ小泉総理が言われた「人生いろいろ」「会社もいろいろ」人もいろい
ろ」である。私この言葉大好き、恐らく後世に残る名言だと思っている。
　判断力と決断力そして責任感は、何時の時代でも求められる物事に対する対
応時の心得であると私は思っている。