邦画ブラボー

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川島雄三の「特急にっぽん」

2006-08-09 | ★痛快!な映画
昭和30年代「こだま」が東京大阪間を6時間半で走った。
当時まだ新幹線は開通しておらず、
驚異の速さであったのです。

時代の最先端を行く「こだま」号内でのドタバタを描く
ロード・ムービーならぬレイル・ロードムービーだ。

川島雄三のセンスが光る楽しいコメディ。

関西弁が飛び交う「こだま」出発進行!
様々な人々がチン騒動を繰り広げるという川島監督
お得意の群像劇だが
なんたって芸達者が揃っているしテンポがいいので
ついつい引き込まれてしまう。

当時大ヒットしていた「ありがたや節」を歌いまくる謎の団体、
女(中島そのみ)にべったりはりつく小沢栄太郎、
コックのフランキー堺と、コック長森川信の芸術的な爆笑やり取り、
可愛いおネエちゃん団令子、
小鳥のようにうるさい食堂車ガールたち、
マザコン男と母親(滝田祐介・沢村貞子)、
サングラス姿の男たちなどの
ワイワイドタバタ、めまぐるしい会話を聞いて大笑いしているうちに
列車は名古屋~京都~へと進んでいく。

観客も列車の中にいるような臨場感を味わえる洒落た趣向だ。
限られた空間なのに息がつまらないのはさすが。

それにしても小沢栄太郎は助平親父がなんでこうも似合うのだろうか。
女とデレデレしながら「ちゅーちゅー・・♪」というチューインガムのCMソングを歌い、
鳴くな小鳩よ」に次ぐインパクトを与えてくれる。
捨て身というほかは無い役者魂だ!

*映画の中のイイおんな*
団令子:思いっきりお転婆で明るいお姐ちゃんしてます。
ちょっとハスキーな声が魅力的。
この人見ると、「イエイエ」とか「サイケ」とか
連想するんだな~~「モダン」って言葉も似合います。

郷ひろみの元妻「リー」のお母さん、
白川由美も出てますが背がすらりと高くてスタイル抜群。
娘さんとは違うタイプのクールな美女ですね。ツンとすまして
コンパクトを覗くの、真似してみよう~~!?

1961年川島雄三 監督作品
原作 獅子文六 脚色 笠原良三 撮影 遠藤精一 音楽 真鍋理一郎
美術 小川一男

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