手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

花火大会をゆったり鑑賞

2010-08-01 14:43:03 | 娯楽
昨日は、埼玉県の朝霞市で行われた花火大会を観に行ってきた。弟の息子夫妻が、朝霞の高層マンションに住んでいて、私は家内や弟夫妻などと一緒に、そのマンションにお邪魔した。弟の息子夫妻が、この新築マンションに引っ越してきたのは、この4月、ということで、私たちは、みんな、その14階の部屋から見る花火大会の眺めを、以前から楽しみにしてきた。
夜8時ちょうどに花火の打ちげが始まる。私たちは、その3時間前には、マンションに到着、エレベーターで14階に上がって、周囲を見渡すと、まさに絶景の景色だ。聞けば、天気の良い日は、富士山の素晴らしい雄姿もながめられる、とのこと。周囲には同じくらいの高さのマンションもないので、申し分ない眺めだ。
花火が打ちあがるまで時間があるので、私たちは、マンションから外に出て、ビールやおつまみなどの買出しに出かけた。市内の街並みは、花火大会に合わせたいろんな催し物や特別行事が開催されていて、ものすごい人並みに私たちは度肝を抜かされた。子供を連れた数多くの家族も街に繰り出していて、にわか作りの、100店舗以上と思われる屋台の店並は、実に、混雑して身動きできないほどの電車内の光景を思い出させるほどだった。私にとっては、これほど大勢の人だかりに出会ったのは、近年は一度も経験したことの無いものだった。まさに、この朝霞市って、発展しつつある活気溢れた街であることを実感した。
買物を終えて、部屋に戻ったら、既に、弟の息子夫妻が私たちのために取り寄せてくれた、豪華折り詰め弁当が用意されていて、みんなして、その夕食に舌鼓をうった。
もうすぐ8時。マンションのベランダから、はるか下を見下ろすと、花火観覧用に、広大な敷地に敷かれたブルーシート上に大勢の人たちが、群がっているのが見える。それと、このマンションよりも、ずっと背の低いビルの屋上では、ビアガーデンで賑わう人並みも見えた。
やがて、8時きっかりに一発目の花火が打ちあがった。私たちはビールを飲みながら、ゆったり、ベランダごしに、鑑賞。まさに贅沢で、至福なひとときを十二分に味わった。このマンションのまさに真ん前で、展開する、夜空に浮かぶ、大輪の花。まるで、私たちのいるマンションのために、花火が打ち上げられているような錯覚を感じてしまう。
9時までの1時間、次々と、ほとんど途切れることなく、色とりどりの花火が打ち上げられ、私たちは、感嘆の叫びを上げたり、拍手したり。ときどき、お隣さんの家からも、拍手の音や歓声が漏れ聞こえてきた。こうして、私たちは、みんな、豪華競演の花火を心ゆくまで楽しんだ。まさに、生きて在ることの幸福感をしみじみ味わった。