手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

沖縄へのツアー旅行で、「ひめゆりの塔」を訪問して感慨無量!

2009-05-27 18:46:15 | 旅行/散歩/ハイキング
先日、ずっと以前から、必ず行ってみたい、と思っていた沖縄への旅を実現させることができた。それで、昨日、東京に戻ってきた。沖縄は今は梅雨ながら、現地では、3日間の旅程のうち昨日の午後に少しばかり雨に遭ったものの、旅にほとんど支障なかった。
私にとって生まれて初めての沖縄旅行であり、ツアーでの旅行なので格安料金で行って来ることができた。これで、ずーっと以前から、「ひめゆりの塔」の地を是非とも訪問して、参拝したい、という、長年の願いを実現できた。
第二次大戦における太平洋戦争では、広島/長崎への原爆投下と、沖縄での激戦による悲惨さが、私の心の中に最も大きく印象強く残されている。昭和20年の当時まだ小学生に上がっていなかった私は、夜の防空壕から這い出て、夜空を編隊飛行するB-29の飛行機の数を数えていたことを、今も鮮明に思い出すことができる。
戦争が終わってから、沖縄で、傷病兵の看病を寝る暇もなく続けた、女学生たちによる「ひめゆり学徒隊」の悲話を聞かされた。それで、ずーっと、慰霊に出かけたい、という思いでいっぱいだった。
今回の沖縄ツアー旅行に参加したのは、「ひめゆりの塔」やその資料館、さらに、平和祈念公園への訪問が組み込まれていたから。現実にこれらの地を訪ねて、参拝することができて、今回の旅行は大いに満足いくものだった。
ひめゆりの塔に隣接する資料館の中の、いくつもの展示室では、200余名の犠牲者の遺影や、米軍上陸後首里陥落までの戦況地図、写真、現物資料などが解説文とともに展示されていて、その悲惨さで胸が痛くなる。
今、この文を書きながら、思うことは、戦争をやって互いに殺し合いをする人間て、なんてバカなんだろう、ということだ。文化の発達を謳歌する現在の世の中でさえも、各国が軍事拡張を進めており、人間て本当は知恵の無い、情けない、バカな動物だな、と思わざるを得ない!!



コメント
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