散歩者goo 

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昨日記121110土(16/11晴 自転車での競争)

2012年11月11日 14時21分09秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日は、午後から西天満の画廊を廻った。
帰りもいつものように、天満橋で2時間程休憩を取った。

その帰りには、いつものように大阪城公園通って帰る。
この時期、午後7時前の大阪城公園の道路には街路灯が一定間隔で付いていて、所々暗いところもある。
ランニングで走っている人も多く、人影が途絶えることはない。
ただ、この時期になると、黒や濃い色のスポーツウエアを着ている人が多く、自転車で走っていると、ライトをつけていても、接近しないと分からないことがあるので、目を凝らして走るようにしている。

天満橋から大阪城公園に入る入り口は、夜になるとゲートが閉じられ、鉄柵の両側にある人や自転車の通る程度の入り口が、通路になる。
その通路を入ると、右手が外堀で、左に造兵工廠跡の建物があり、堀端の道は南に向かって100m程ゆるい下り坂になっている。
いつも、その場所で始めに自転車を少しこいで、後はゆるい坂道を下っていく。
坂道を下り終える直前に、無灯火の自転車が私を追い抜いた。

私は反射的に、その自転車と同じ程度のスピードで走ろうとこぎ始めた。
以前にも、古い自転車に乗っていたときにこの場所で同じようなことがあり、私を追い越した自転車に追いつこうとして、自転車を全速力で走らせていたら、自転車のチェーンがはずれたい変な目に合ったことがある。
しかし、今回は私がお気に入りの新品の自転車で、走りもいい。
だんだんとスピードを上げ、私の自転車のライトが数十m先のマウンテンバイクを捉えたとき、マウンテンバイクに乗っていた若い男は、後ろを振り向いた。
明らかに、私の自転車を意識したようだ。
彼は、立ち乗りですぐに加速し始めた。
若い男の「こんなジジイに負けてなるものか」という意思が見て取れる。

彼が勝負に出るなら、男として引き下がるわけには行かない。
私も、彼に合わせて加速した。
すると彼は、何度も私のほうを振り向いて、更に加速する。
明らかに、「こんなジジイに抜かされてたまるか!」と思っているように見えた。
私は、このレースの挑戦に勝たねばと思い、本気で若い男の自転車の後を追った。
私の自転車のライトが若い男のマウンテンバイクをはっきりと捉え始める。
自転車のライトで、私の接近を感じた男は、もう、後ろを振り向かず、必死で自転車をこいでいた。

そしてついに、私は彼の自転車を追い越した。
追い越す前も、彼は必死で自転車を走らせていたが、始めのころの高速を維持できなくなっていた。
私は、追い越した後もスピードを緩めず、最高速度で走った。
多分、彼は追いつけないだろうと思った。
数分、最高速度で走っていると、ジムでランニングをしている時の息遣いより荒くなってきたので、追い越されてもかまわないと思い、少しスピードを落とした。
結局彼は最後まで私を追い越すことが出来なかった。

大阪城公園を走っていると、たまに似たようなことを体験する。
ランニングする人や、観光客が多いときは出来ないが、がらがらのときは、マウンテンバイクやロードバイクを乗った人に追い越されて、後を追い追い越すと、お互い意識して競争になることがあるのだ。
こういう競争は、お互い喧嘩ではなく一種のスポーツ感覚の遊びなので楽しい。
無論、道が、がらがらにすいている時意外は、やってはいけないことはいうまでもない。
しかし、ロードバイクに乗っている人には、いくらがんばっても全く歯が立たない人が多い。
特に、追い越した人に後を振り向かれて、その後私が追い越そうとして加速しても離されると、実力の差を見せつけられ非常に悔しい思いをするが、これがスポーツのよいところでもある。。

自転車も、マラソンでフルマラソンを4時間前後で走る人が沢山いるのと同じように、高速で長時間走れる人が沢山いるのだろう。
私は10kmマラソンすら走ったことがない。
以前トレッドミルで、時速8kmで1時間走ってふらふらになった。
自転車にしろ、ランニングにしろ、自分の実力がどの程度なのか知りたい気もする。
それ以前に、今は時速10kmで1時間走れる体力をつけなければと思っている。
現在は、時速9kmで40分間程度しか走れないので、まだまだランニング初歩の入り口の段階なのだろう。
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