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昨日記190721 日(参議院選投票日 大阪立憲敗北原因は何?)追

2019年08月16日 19時20分29秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
参議院選の投票はすでに済ませているので、開票結果を待つばかりだった。
選挙予測では、大きな変化はなさそうだった。
この日は午後に大量にたまったスマホに書いた日報メモをPCの予定日報表に転記した。
それでもまだ、昨年末から今年3月ぐらいまでのデータが、未転記のままだ。
夕方から、気分転換に近くのファストフードへ行き、読書した。
帰宅後は夕食をとりながら、開票状況を見た。
大阪では、予想通り、立憲の亀石氏は落選し、維新が2議席をとった。
国会では、旧民主党系の政党の勢力は、現状維持に近いもので、がっかりした。

立憲は、盛んにボトムアップの政治を唱えるが、そもそも政党政治はこの指とまれであって、まず明確な党の政策が必要だ。
その指にとまった中で、その政策についての様々な細かな問題や、新しく発生した問題や提言をボトムアップでみんなの声を集めるのだと思う。
一般の人(選挙民)にボトムアップしていますと売り込んでも、一般人にとっては、立憲党内の問題は何の関心もないので、わざわざ強調するだけ無駄であろう。
同じようなことで、党の人事をパンフレットに刷ってトップで強調することも、一般選挙民用チラシとしては全く意味がない。
立憲は多様性やパリティーを強調しすぎて、貧困、格差、年金、少子高齢化問題といった、国民が特に重視している問題と重点の置き方が、多少ミスマッチが起きているような気がする。
全体的にみると、党内だけで盛り上がって、一般の人から見ればどうなのという視点がともすれば、失いがちになっているのかもしれない。
そういう意味で党の活動は、党本位でなくすべて一般庶民の視点に寄り添った活動や運営や広報が求められると思う。

そのあたりをくみ取ったのが、山本氏の「れいわ新撰組」で、私も共感するところが多い。
しかも、山本氏の演説は、説得力があり、気迫がこもっている。
それに比べ、亀石氏は女性票を意識したのか、短期間浴衣がけの選挙運動もあったようだが、多分、必死で子育て中の人たちを集めた個人演説会を行ったかもしれない(私の想像)維新の女性候補(本人も子育て中でそれを売りにしている。)から比べると、選挙運動の姿勢が多少ずれていたように感じる。(選挙で自由と関連して多様性や遊び心を強調するのは、受け手がどう感じるかだ。ほとんどの一般人はクラブにも行ったことはなく、まして非正規の人や年金暮らしの高齢者やシングルマザーたちは、とても遊び心を楽しむ余裕のない人が多いと想像する。そうした人達の心に寄り添う視線と自覚が必要かもしれない。)

ただ、亀石氏の演説も説得力があったが、ターミナルでの街頭演説の感触がいいことから、各地域での運動を省きターミナル中心に運動を展開したことが、影響しているのではないかと思う。
例えば毎日各地域を巡回し、ポスティングをして事前に街頭演説や、個人演説会の案内も同時に知らせたうえで、実際に各地域で街頭演説や個人演説会を開催するといった手法も考えられたのではないか。
各地域での選挙運動は、同時に各地域の支持者を掘り起こすことになり、党の組織化にも大きく寄与する大切な機会だと思う。
それ以上に重要なのは、昨年から何度もミーティングで提案している、立憲パートナーズの組織化問題と思う。(パートナーズには、他党支持者や関係者も加入していてスパイ的動きや攪乱すら行われている可能性も、考えられなくはないので組織化は一筋縄ではいかないかもしれない。)
組織化することで、選挙運動やコミュニティー的日常活動が活性化されるだろう。
今回の選挙では、そうした大局的な戦略や戦術が欠如していたのかもしれない。

立憲の候補者の中で、男女関係なく、やたら決めポーズをとり、美しくかわいく見せようとするポスターがあるが、ある意味逆効果だろうし、政治用ポスターとすれば陳腐かもしれない。
政治家はやはり、気迫や迫力や本気度をポスターでも視覚的に見せることが必要と思う。
(商品の場合は、商品イメージなので、関係する人物も、かわいいやきれいやかっこいいでよいが。)
とにかく立憲民主党が、予想以上に伸びなかったことに失望した。
しかし、今後、れいわ新撰組がどう動くか、期待する人は多いだろう。


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